「認知症?」家族が心配な人に知ってほしいこと 相手の気持ちをないがしろにしていないか
東洋経済オンライン / 2023年12月27日 19時30分
これらの中核症状は互いに関連し合い、影響し合っています。例えば、見当識障害は記憶障害によって、これまでの記憶との照合が難しくなることで起こります。記憶や見当識が阻害されることによって、判断力の低下が引き起こされるといった具合です。
中核症状の発症時期や程度には個人差があります。ただ、同じタイプの認知症であれば、基本的に同じ中核症状が現れます。
さまざまな周辺症状
一方、心身のストレスや周囲の環境など、さまざまな要因が影響し合って現れるものに「周辺症状(行動・心理症状=BPSD)」があります。
周辺症状は同じタイプの認知症であっても、人によって現れる症状が異なります。代表的な周辺症状は次のとおりです。
複雑に影響して症状は現れる
周辺症状には行動症状と心理症状がありますが、必ずしもどちらかに分類できるものではなく、複雑に影響しあいながら症状が現れます。
また、ここで挙げたのはあくまでも代表的な症状にすぎず、これ以外にもさまざまな症状があります。
佐藤 眞一:大阪大学名誉教授
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