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英語下手な日本人でも海外で通じるフレーズ5選 「アニーラ タークスィ」でネイティブにも通じる

東洋経済オンライン / 2024年1月3日 18時0分

「カタカナ発音法」を使った、海外旅行で役立つ英語フレーズをご紹介します(写真:Yasu/PIXTA)

いくら勉強しても、なかなか通じにくい日本人の英語。しかし、「アメリカ人やカナダ人のネイティブは実は舌足らずで、話すときにかなり端折(はしょ)る」ということを知ると、グッと発音も上達するかもしれません。

甲斐ナオミさんの書籍『7日間で英語がペラペラになる カタカナ英会話』より一部抜粋・再構成してお届け。前回ご紹介した「カタカナ発音法」を使った、海外旅行のときに非常に役に立つカタカタ英語フレーズを5つご紹介します。

第5位 「どこ」「いつ」と聞きたいとき Where?「ウェア?」/When?「ウェン?」

まずは、「どこ」と「いつ」? 海外に着いてみたものの、「お手洗いの場所がわからない!」「Wi-Fiを使いたいけど、どこかわからない!」なんてトラブルはつきものです。

【図解】日本人でもネイティブっぽく話せる方法とは?

カタカナ表現で、基本の質問を覚えておきましょう。

  ウェア ケナイ ゲッ フイーワイファイ

例:Where  can I  get   free Wi-Fi?

(無料のWi-Fiスポットはどこ?)

  ウェアズ ダ バーフルーン

例:Where’s  the bathroom?

(お手洗いはどこ?)

ちなみに、商業施設や公園などの中で、「ここにお手洗いある?」と尋ねたいときには、Is there a bathroom here?(イズデァ バーフルーン ヒゥ?)と言いましょう。

次は、When(いつ?)です。まずは、ホテルに早く着きすぎたときに使いたいフレーズ。

  ウェン ケナイ チェキン

例:When can I check in?

(チェックインはいつできる?)

ちなみに、チェックアウトの場合は、When can I check out?「ウェン ケナイ チェカウッ」になります。

電車の発車、お店や美術館などの開店(開場)時間を知りたいときにも使ってみましょう。

  ウェンズ ダ ネックス チュエイン

例:When’s  the  next    train?

(次の電車はいつ?)

  ウェン ダズィ ロウプン

例:When  does it  open?

(何時に開きますか?)

第4位 予定を伝えたいとき I'm gonna (アンガナ)

ネイティブがしゅっちゅう使う表現なので、映画などでも聞いたことがあるかもしれません。これは日本人にはおなじみの「I’m going to」の省略形です。ちょっと長くて言いづらいので、「アンガナ」になってしまったのは、いかにもネイティブらしいですね。

  アンガナ ステイ ヒゥ フ フリーデイズ

例:I'm gonna  stay  here for 3 days.

(ここに3日間滞在する予定です。)

同じような意味で、I’m staying here for 3 days(アン ステイン ヒゥ フ フリーデイズ)とも表現できます。日本の学校では現在進行形は「今何かをしているとき」に使うと教わりますが、実際の会話では未来を表すときにも使います。

  アンガナ  ゲラ ラーテイ

例:I’m gonna  get a  latte.

(ラテにしようかな。)

カフェやレストランで注文するときに、このパターンをよく使います。予定を伝える表現ですが、「~にしようかな」といったニュアンスも含むためです。同じく、注文するという意味で、「I’ll take a latte.」(アォ テイカ ラーテイ)と表現することもあります。

第3位 方法を訪ねたいとき How do I ? 「ハルアイ?」

日本ではあまりなじみがない気もしますが、「どうやったらいい?」と聞きたいときに使い回せる便利フレーズです。ネイティブもよく使います。

  ハルアイ ペイ

例:How do I  pay?

(支払いはどうやってするの?)

支払い方は国や地域によってもかなり異なります。最近ではキャッシュレスのお店も増えました。なので、支払い方法を聞くフレーズは、覚えておくと便利です。別の言い方で「これはどうやって払うの?」という意味でHow do I pay for this?(ハルアイ ペイ フ ディス)も可能です。

  ハルアイ ユーズ ディス

例:How do I  use  this?

(これどうやって使うの?)

使い方のわからないものがあったときに使うフレーズ。たとえば、最近では、駅やコンビニにSuicaのような現金をチャージして使うカード販売機があったりします。初めて見ると面食らうので、駅員や店員に使い方を尋ねてみましょう。

  ハルアイ スペォ ダッ

例:How do I  spell  that?

(それ、どういうつづりなの?)

相手の発音が聞きとれないとき、「どうやって書くの?」という意味で、スペル(つづり)を聞く表現。「紙に書いてくれる?」で、Could you write it down?(クジュ ルァイリッ ダウン)と伝えてもいいですね。

第2位 何かをしたいとき I need 「アニーッ」

旅行中、願望を伝えたいシーンは多いもの。そこで便利な「したい」という表現を使ってみましょう。

  アニーラ スモァールー サイズ

例:I need a  smaller  size.

(もう少し小さいサイズがほしい。)

願望を伝えたいときは、「I wanna」(アイワナ)も可能です。ちなみに「wanna」「ワナ」は、want to(~したい)とwant a (~がほしい)の両方の場面でも使えます。

丁寧に頼みたいときには「I'd like(アッライッ)」と表現するとよいでしょう。また、もう少し小さいサイズがほしいときに、「Do you have a smaller size?」(ドュハヴァ スモァールー サイズ)と「もう少し小さいサイズありますか?」と聞くこともよくあります。

  アニーラ タークスィ

例:I need a   taxi.

(タクシーを呼んで。)

「タクシーが必要」と英語で言うと、相手はタクシーを呼んでほしいと理解してくれます。

そして海外旅行のときに最も役に立ち、使いまわせるフレーズ、堂々の第1位はこちら!

第1位 許可を求めるとき Can I ~? 「ケナイ?」

発音は「キャン アイ」ではなく、「ケナイ」です。「~してもいい?=ケナイ?」と覚えてしまいましょう。

  ケナイ テイッ ピッチューズ ヒゥ

例:Can I   take   pictures    here?

(ここで写真を撮ってもいい?)

日本の英語の教科書ではよく「許可を求めるとき」には「May I~?」を使いましょう、と教わりますが、もしかすると私自身、「May I~?」を今まで一度も使ったことがないかもしれません。「May I~?」は日本語で言う敬語の中でも、かなり丁寧な表現です。

私が育ったカナダはどの場でも比較的フレンドリーですので、たとえば大学の教授と話すときにも普通に「Can I~?」を使っていた記憶があります。また、「May I~?」はどちらかと言うと、アメリカよりもイギリスで使われている印象があります。

  ケナイ ユーザ クエリッ カーゥッ

例:Can I  use a   credit   card?

(クレジットカード、使える?)

この例文では「Can I(ケナイ)」を使いましたが、人によっては「Can you(ケニュ)」を使う人も多いです。その場合の「you」は文字通りの「あなた」ではなく、「人々は」という意味です。私もそのときの気分によって「I」を使ったり「you」を使ったりします。ちなみに「we」を使うこともあります。

  クライ チュアイ ディソン

例:Could I   try    this on?

(これ試着していいですか?)

「Can I~?」を少し丁寧に表現したいときには「Could I~?(クライ)」と表現するとよいです。日本の学校では、「could」はまず「can」の過去形と学ぶと思いますが、丁寧に許可を求めるときにも頻出します。「ケナイ」か「クライ」=「許可を求める表現」と覚えてしまいましょう。

ちなみに、試着室はどこですか?はWhere’s the fitting room?(ウェアズ ダ フィリンルーン)と表現できます。

いかがでしたか? 海外に行ったときにすぐに使えるカタカナ英会話を5種類紹介しました。

もちろん、忘れてはいけないのは「感謝の気持ち」。助けてもらったり、教えてもらったり、人にお世話になったときには、どんなときでもThank you!「フェンキュ!」と笑顔で伝えるようにしましょうね(「フェ」で唇をかんで発音してくださいね)。円滑なコミュニケーションをするのに、大切なことです。現地の人たちと楽しいコミュニケーションをとりましょう。

甲斐 ナオミ:ネイティブスピーキングコンサルタント・翻訳家

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