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わずか12畳「都心の狭い家」に住む中年夫婦の実態 ものが置けない部屋だからこその気づきとは?

東洋経済オンライン / 2024年1月7日 12時0分

家を片付ける際に、何を捨てるかがフィーチャーされがちですが、大切なのは何と暮らすかなんですよね。もともとコレクター気質なので、家が広かったら、あれもこれもとグッズが増えて、「めちゃくちゃ好き」だけではなく「まあまあ好き」も紛れ込んで、「好き」の純度が下がってしまうところでした。

家が狭くて多くの荷物を持てないからこそ、ひとつひとつの所有アイテムが精査されて、バリバリのスタメンだけを家に持ち込んで、つねに選抜にかけ続けることができています。

これは狭い家だからこそ。自分にとって何が本当に好きなのか、何が本当に大切なのか、大切にしたいかを教えてくれるのです。「家は広いに超したことはない」と思われがちですが、私としては「いやいや、狭い家ならではのイイコトもあるんだよ!」と言いたいところ。

もちろん、そうは言っても子育て中のご家庭だったり、大家族だと難しいかもしれませんが、2人暮らしや1人暮らしなら、世間の常識にとらわれず自分で優先順位を決めて暮らすのも、なかなかいいものです。

他人からするとただのガラクタかもしれないし、おしゃれとはほど遠いかもしれませんが、自分の家なので自分を満足させるのが最優先です。炊飯器はないのに、ペットロボットはいる。ハタから見ると奇妙な家ではあるのですが、いいのです。住んでいる2人がそれでハッピーなら。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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