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「4年で資産1000万円を達成」20代女性の節約術 手取りの5割を貯金する見習いたい「思考法」

東洋経済オンライン / 2024年1月12日 14時0分

節約系YouTuber・節約オタクふゆこさんによる「無理なく節約生活を続けるための思考法と節約のコツ」とは(写真:塚原孝顕)

1月に話題の新NISAが始まり、資産運用に関心を寄せる人が増えているのではないでしょうか。一方で、日々の生活の中でどうやって支出を抑えるか、将来への備えをどのように確保するかなど、頭を悩ませている方も多いと思います。話題の節約系YouTuber・節約オタクふゆこ氏は、さまざまな節約術を駆使して月の生活費を10万円代に抑え、年間300万円を貯金。わずか4年で資産1000万円を達成しました。同氏の著書『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』より、無理なく節約生活を続けるための思考法と節約のコツを一部引用・再編集してお伝えします。

お金が貯まらないのは、本当に収入のせい?

「贅沢はしていないのに、お金が全然貯まらない」

「給料日前になると、いつも生活がカツカツになってしまう」

そうなってしまうのは、なぜだと思いますか?

「会社が給料を上げてくれないから」と考えている人がいたら、〝原因〞としては合っているケースも多いのかもしれませんが〝考え方〞としてはおそらく間違いです。

かつてのわたしは、まさにそう考えていました。

わたしは理系の大学院卒業後、中小規模の製造業に就職し、エンジニアとして勤務していました。

1社目の会社の基本年収は350万円。しかし奨学金の借金477万円が重くのしかかっていたことと、浪費癖もあり、社会人生活2年目までに貯められたお金は約40万円でした。

統計データによると、20代の男性の年収平均は約329万円、女性は275万円、男女平均で305万円ですので、平均と比べると恵まれていたといえるかもしれません(国税庁長官官房企画課「平成28年分民間給与実態統計調査」)。

でも、たとえそうであれ、事実として当時のわたしは「まったくお金が貯まらなかった」のです。

その理由は単純で、「お金を使い過ぎていた」から。

しかも、当時のわたしは浪費を浪費と認識できておらず、「全然、無駄遣いもしていないのに、なんでお金が貯まらないのだろう?」と思っていました。

「会社が給料を上げてくれれば、もっと余裕のある生活ができるし、貯金だってできるはずなのに」と、イライラしたり悲しくなったり……。その考え方が間違っていることに気づいたのが、わたしが「貯金メンタル」に変わる第一歩でした。

もちろん、人それぞれいろいろな事情があるので、本当に収入が足りなくて生活が苦しいという人もいるでしょうし、病気の治療費などでやむを得ない支出があるという人もいるでしょう。

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