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「4年で資産1000万円を達成」20代女性の節約術 手取りの5割を貯金する見習いたい「思考法」

東洋経済オンライン / 2024年1月12日 14時0分

このことは、自分のなかですごく大きな発見と衝撃でした。

貯金ができないのは、ほしいものが買えないのは、やりたいことができないのは、「収入が少ないから」ではなく、「わたし自身の考え方のせい」でした。

「貯金はメンタルが一番大事なんだ」ということをはじめて実感したのです。

この考え方を続けていたら、たとえ収入が上がったとしても、永遠に自分の人生に満足できないままかもしれない―。

そんな浪費メンタルを卒業して、お金の自分軸を持って人生を歩んでいきたい。

そのほうが、いまよりもずっと楽しくなる!

わたしが一番お伝えしたいのは、そういったマインドです。

節約生活で手取りの5割貯金を実現

わたしは、転職したことをきっかけに節約生活をスタートしました。残業続きでストレスが溜まり、心身共に限界を感じていた状況から、転職によって心と時間の余裕ができたことで、金融知識と節約意識を高めることができたのです。

試行錯誤をしながらさまざまな節約に取り組み、初年度の2019年には毎月の支出(家賃を含む生活費)を15万円以下に抑え、年間250万円の貯金に成功。翌2020年には年間300万円貯金を目指し、毎月の支出を最少で10万円台にまで落としていました。計画どおり、2020年12月に年間貯蓄300万円を達成し、さらにモチベーションが上がって翌2021年にはコンスタントに生活費は月10万円台をキープ。

当時の手取り月収は約24万円だったため、5割以上を貯金していたことになります。その結果、約4年間で資産1000万円を達成することができました。

このように書くと、我慢ばかりのつらい生活を思い浮かべるかもしれませんが、そんなことはありませんでした。

すべての欲望を抑え込んでしまうと、逆にストレスが溜まって、節約生活の妨げになってしまうかもしれません。とっておきの日にお金を使うことは、日々の生活に彩りを与えるためにも、そして節約生活を長く続けていくためにも必要なものだと考えます。

「浪費日記」で無駄遣いを見える化する

予定外の出費をするときに大切なのは、「浪費を自覚すること」です。

自覚がないと、「今日だけ」だったはずの出費が明日も明後日も続いてしまい、気づいたら浪費メンタルに逆戻りをしてしまうからです。

浪費を自覚するためにおすすめなのは、カレンダーに浪費を記録する「浪費日記」をつけること。

日記といっても細かいものではなく、スマートフォンのカレンダーアプリ、あるいは使っている手帳やカレンダーなどに、買い物をした日付に品名と金額を記録するだけでOKです。

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