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「4年で資産1000万円を達成」20代女性の節約術 手取りの5割を貯金する見習いたい「思考法」

東洋経済オンライン / 2024年1月12日 14時0分

この記事を読んでくださっているみなさんが、全員「わたしのケース」にあてはまるわけではないと思いますが、ここではわたし自身の経験に基づき話を進めていきます。

例えば、こんな生活をしていませんか。

● 毎月なににいくら使っているかを把握していない
● 毎日なんとなくカフェやコンビニに行くのが習慣になっている
● 自分が持っている服の枚数や内容を覚えていない
● 整理整頓が苦手で部屋が散らかりっぱなし
● 買い物のレシートや明細はチェックせずに捨てている
● ポイントが貯まると、つい自分へのご褒美を買ってしまう
●「買ったのに使っていないもの」がある
●「いま」を楽しみたいので、そのときほしいものややりたいことを最優先にする

これらはすべて、かつてのわたしがやっていたことです。

「すごい贅沢をしているわけじゃないし、仕事帰りにコンビニでお菓子を買うくらい許されるよね」

「毎日つらい仕事を頑張っているから、ほしい服とかコスメは我慢したくない」

「若いうちは、自分のためにお金を使って自由に生きたい」

そんな気持ちでした。

「なにかを選ぶ」ことは「なにかを捨てる」こと

でも、「我慢せずに」「自由に」生きているつもりなのに、結局、お金が足りなくてほしいものが買えなかったり、やりたいことができなかったりして、そんな怒りや悲しみを、給料を上げてくれない会社や、社会のせいにしていたのです。

当時のわたしは、「なにかを選ぶということは、同時になにかを捨てているということ」だと気づけていませんでした。

あたりまえのことですが、有り余る富を持っているような人以外は、使えるお金には限りがあります。そのなかでやりくりをするためには、なにかを選ぶ=なにかを捨てなければ成り立たないのです。

「仕事帰りのコンビニのお菓子」や「ほしい服やコスメ」を買うなら、「来月あたり旅行に行きたいな」という計画は捨てなければいけません。

「若いうちはお金を自由に使う」ことを優先するなら、将来のための備えや金銭的な安心は、とりあえず捨てなければいけません。

本音をいえば、「すべてを手に入れたい!」「どれも捨てたくない!」というところですが、決まったお金で生活をしている限り、そういうわけにはいきませんよね。

自分と向き合い、「わたしが本当にほしいものってなんだろう?」と、とことん考えたときにはじめて、「わたしはいままで、大切じゃないモノやコトにお金を使って、そのぶん大切なモノやコトにお金を使うという選択肢を捨てていたんだ」ということに気づいたのです。

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