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「年収400万以下の夫」を選んだ妻が絶賛する理由 婚活で「高年収の男性」探した彼女が気づいた本質

東洋経済オンライン / 2024年1月14日 13時30分

「以前にも引き抜きの声をかけてもらっていたので改めて相談したところ快諾していただきました。規模が大きな会社なので、給料も前職よりアップします」

結婚という冒険の旅

一人暮らしをしていた実家を引き払い、今は晴香さんの自宅で一緒に住み始めている裕二さん。2人で住むには手狭なので新居を探しているところだが、自然を近くに感じたいという晴香さんの希望が最優先だ。

「理想を言えば子どもが欲しいですね。晴香さんと一緒に育てたらどんな子が育つのかを見てみたいし、7歳年上の僕が死んだ後に彼女を一人きりにしたくはありません」

裕二さんは自分を抑えて無理をしているわけではないと思う。晴香さんのように賢くて尊敬もできる人についていきたい性質なのだ。リーダーシップではなくフォロワーシップに優れた男性、次男気質と言えるかもしれない。

思い描いた理想の相手と結ばれることだけが結婚の醍醐味ではない。予想外の相手に光り輝くところを見出し、考えもしなかったような共同生活を味わうほうが面白い。晴香さんと裕二さんはいま、結婚という冒険の旅を始めている。

本連載に登場してくださる、ご夫婦のうちどちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しております(ご結婚5年目ぐらいまで)。事実婚や同性婚の方も歓迎いたします。お申込みはこちらのフォームよりお願いします。

大宮 冬洋:ライター

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