誰でも「仕事の"プロ"に変わる」共通5大ステップ つんく♂流「凡人が天才に勝つ」意外な方法は?
東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時40分
いまさら強調するまでもなく、つんく♂さんは持ち前の作詞・作曲能力を活かしながら多くの実績を残してきたプロデューサーである。モーニング娘。のようなヴォーカル・ユニットを筆頭に、さまざまなアーティストの作品を手がけ、大ヒットさせてきたことで知られる。
【一目でわかる】「凡人」のつんく♂氏がやった「売れるため」の努力
JASRAC(日本音楽著作権協会)に登録された楽曲数は2000曲を超え、「歴代作曲家シングル総売上ランキング」(オリコン調べ)でも5位にランクインしたのだという。
「僕は『天才』ではありません」
誰もが認める才能の持ち主であるだけに「天才」と呼ばれることも多いが、著書『凡人が天才に勝つ方法: 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール』(つんく♂ 著、東洋経済新報社)の冒頭でははっきりと「僕は『天才』ではありません」と断言している。
よくインタビューや対談で、「どんなときに曲がひらめくんですか?」と聞かれます。
世の天才たちがどんなときにひらめくのかはわかりませんが、僕の場合は「ひらめき」ません。「自然に降ってくる」こともありません。
「ひらめく」のを待つのではなく、とにかく「つくり出す」、もしくは「絞り出す」「塗り重ねる」「削り出す」というような感覚で、曲をつくってきました。
(「まえがき 僕は『天才』じゃない。だからこそ、突破口がある」より)
たしかに天才と呼ばれる人の口からは、「降りてくる」というようなことばをよく聞く。考えるよりも先に突如として「ひらめき」、それが完璧な作品に仕上がっていくというような、夢のような話だ。
しかし、つんく♂さんの場合、自分自身にそんな期待はしていないというのである。そして、このことに関する重要なポイントは、「天才」ではなく「プロ」なのだと明言している点だ。
凡人の僕でも、時に120点、平均92点以上はキープすることができます。
なぜなら、僕が「プロ」だからです。
さらに、その仕事を世間にいつも100点と思ってもらえるように工夫して、備えているからです。
(「まえがき 僕は『天才』じゃない。だからこそ、突破口がある」より)
いつのころからか「自分は『天才』ではなく『プロ』なんだと自覚するようになり、そこから物事がうまく進んでいくようになった」と振り返る。
この場合の「天才」と「プロ」は、「アーティスト」と「職人」に置き換えることができるかもしれない。
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