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誰でも「仕事の"プロ"に変わる」共通5大ステップ つんく♂流「凡人が天才に勝つ」意外な方法は?

東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時40分

アーティストは、まわりからの評価よりも自分自身の“納得感”を重視するものだが(ときに自己満足的でもあるため、評価されないことも当然ある)、職人の場合は「(プロとして)できて当然」が大前提。受け手(消費者)もそれを理解しているから、両者の間には理想的な関係が生まれるのだ。

「凡人が天才に勝つためのステップ」がある

そう考えると、つんく♂さんが言わんとする「プロ」のあり方がわかるのではないだろうか?

そこで、ここでは「凡人が天才に勝つためのステップ」をご紹介したい。

凡人が天才に勝つためのステップ①「自分は天才じゃない」ことを認める

夢を見ることと「自分が天才だ」と思い込むこととは、まったく違うと思うのです。


僕が何をお伝えしたいかというと、「自分は天才でも何でもなく、平均的な能力しかないんだということを、まず知る(認める)こと。そして、それをわかったうえで、自分の能力を高めていくことが大事」ということです。
当たり前かもしれませんが、それが「努力」なんです。(39ページより)

「努力」ということばは、忍耐や我慢、嫌なことでも続けるというようなニュアンスを感じさせる。いかにもつらそうである。

しかし実際は、ただ好きなことをやり続けるだけ。したがって、本来は難しいことではないというわけだ。

仕事の場合は「好きなこと」でない場合もあるだろうが、それでも努力を続ければ、必ずゴールにたどり着く。そして、それが「結果」を生む。しかも、ストイックに取り組むほど結果は大きくなっていくものなのだから、これは忘れるべきでないポイントだといえそうだ。

凡人が天才に勝つためのステップ②凡人の勝機は「好き」を追求すること

凡人の僕なりに、「凡人にとって大事なこと」を考えました。
それは「好き」を追求すること。
天才じゃなくても、人は「好きなこと」をする権利をもっています。
人間、好きなことなら、嫌がらずに続けられます。情熱をもって取り組めます。夢中になれます。
僕も音楽が大好きだったから、イヤイヤつらい努力をしたという記憶はありません。(43ページより)

ここで重要なのは、「得意なこと」と「好きなこと」の違いだ。

いくら得意だったとしても、その仕事を好きでなければ途中で嫌になってしまうかもしれない。一方、好きと感じることができるなら、最初はうまくいかなくても続けることができる。

しかも、研究を重ねつつトライアンドエラーを日々繰り返していけば、最終的には「得意な人」より「好きな人」のほうが結果を出せるようになる。そして年月が経つほど、差が開いていく。それは、「得意」と「好き」の大きな違いというわけだ。

「意識的に好きになる努力」も必要

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