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iPhone紛失に備え、知っておきたい「探す方法」 「iOS 17.3」で盗難時の新たな設定が加わった

東洋経済オンライン / 2024年1月30日 13時0分

ただし、一定の距離が空いても、通知が来ないケースが存在する。疑いたいのは、通知を出さない場所の設定。この設定は連絡先に自宅などを登録していると自動で行われ、よく行く場所が“例外”に指定されている。また、通知で「信頼できる場所」をいつの間にかタップしてしまうケースもある。

例えば筆者の場合、自宅や事務所の大体の場所が、通知を送らない場所として設定されていた。ただ、iPhoneをうっかり自宅に置き忘れたまま、仕事に出てしまうこともある。事務所も、会議室などで落とした時には、誰かが拾ってしまう可能性がありそうだ。

このような時には、通知を出さない場所を解除しておくようにしたい。この設定は、「探す」アプリで行う。「探す」アプリを立ち上げ、「デバイスを探す」タブを開くと、同じApple IDに紐づいた端末の一覧が表示される。iPhoneの設定を変えたいときには、そのiPhoneの名前をタップ。次に、「手元から離れたときに通知」を選択する。ここで、「以下の場所以外では通知」に指定された場所がないかどうかを確認してみよう。

筆者の場合は自宅と事務所が登録されていたため、その右にある「-」ボタンをタップ。「この場所を削除してもよろしいですか?」というウィンドウが現れるため、ここでは「削除」ボタンをタップする。逆に、iPhoneなしで近所のコンビニに出かけることが多く、通知がうっとおしいというような時には、同じ画面で「新規位置情報」をタップし、場所を登録しておくといい。また、よく行く場所に関しては、その下に候補が表示される。

「探す」にはブラウザーからもアクセス可能

もしもiPhoneをなくしてしまった時には、すぐにその場所を突き止めたい。緊急時には焦って、その方法が頭から抜けて落ちてしまうこともあるため、あらかじめ手段などはメモなどに残しておいたほうがいいだろう。まず、iPhoneからだと、「探す」アプリで位置情報を確認することが可能だ。と言っても、肝心のiPhoneをなくした後では、アプリを起動することすらできない。このような時には、主に2つの方法がある。

1つ目が、友人や同僚のiPhoneを借りるという手だ。「探す」アプリには、「友達を助ける」という項目がある。アプリを起動し、「自分」タグをタップすると、一番下にその項目が表示される。友人などから一時的に借りたiPhoneでここを開き、「友達を助ける」をタップするとSafariが起動。ここで自らのApple IDとパスワードを使ってログインすると、デバイスの位置情報を見ることができる。

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