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自信を持てない人は「ハイタッチ」するといい理由 忙しくても人は自分の心に優しくできる

東洋経済オンライン / 2024年1月31日 15時0分

(写真: mits/PIXTA)

「ハイタッチの習慣」は、単なる動作に留まらず、人生の質を向上させるということがわかっています。前編に続き、アメリカで大ベストセラーとなった、女性司会者のメル・ロビンズ氏の著書『毎朝の1秒が人生を好転させる! 魔法のハイタッチ』から一部を抜粋し、自分を変える習慣について紹介していきましょう。

ハイタッチをすることで自分に対する見方が変わります

自らにハイタッチをする行為の効果を調べていくにつれ、私は色々なことに気づくようになりました。まずは、忙しく働き詰めの日々を送る中でも、人は自分の心に優しくできるという事実を発見したのです。

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また、リスクを取って挑戦し、たとえ失敗しても、そこから学べることは必ずあり、自分を恥じることはないということにも気づきました。

大志や野心を抱きつつ、その一方で、自分や他者に懇切丁寧に向き合うことだってできます。つらくて耐え難い境遇に陥ったとしても、楽観的な姿勢と立ち直る力、信念を倍加して苦境を乗り切ることも可能です。

実際のところ、鏡の中の自分に数週間にわたってハイタッチを送り続けたところ、私は劇的に変わっていきました。まず、これまでずっと気に入らなかった自分の欠点について考えることがなくなったのです。

そのおかげで、自分に対する見方が変わりました。自分の見てくれなんて最小限の関心事であり、より大切で愛すべきは自分の内面であることにも気付いたのです。

こうした思考パターンに自らを導けば、確実に心地の良さを感じられるでしょう。

自分へのハイタッチにはお金はかかりません。しかし、それによって得られる自己承認の感覚には千金の価値があります。自分の存在をしっかりと認められるようになれば、今日、何が起きようとも、自分自身を支えて立ち上がり、くじけずに笑みを浮かべられるはずです。

そもそも自身に向けてハイタッチをしているとき、自分についてネガティブな考えを持つことはありません。あなたも一度、試してみてください。きっとこの感覚をわかってもらえるはずです。

鏡の中の自分を見ながら、手を上げて声援を送るとき、「あーあ、私って太っているわ」「自分は負け犬だ」「オレはひどい人間だ」「自分のお腹が嫌いだ」なんて思える人はいません。絶対に不可能なのです。

一度、鏡に映る自分にハイタッチをしながら、「自分の首元が嫌い!」と叫ぼうとしましたが、できませんでした。すべての言葉を言い終える前に、おかしくなって噴き出してしまったのです。

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