1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ひろゆき「都内の異業種交流会がパッとしない訳」 起業家コミュニティー「サミット」成功の秘訣

東洋経済オンライン / 2024年2月3日 10時30分

以前、Googleが人事採用の際、スタッフ全員に「この人と一緒に働きたいかどうか」を聞くという話が話題になりました。

お互いに気持ちよく働ける人と働きたいというのは、モチベーションにつながります。パーティーも同じで、本書にも、誰を弾くかが大事だという話が出てきます。

客がいっぱい来れば儲かる。安く働くスタッフも欲しい。でも「サミット」は、ホスピタリティを意識できる人しかスタッフにしないし、客に対しても、そうでない人は排除するというラインを厳しくしています。

ここは大事だなと思いました。

異業種交流会をやると、必ず面倒な売り込みをする人が混じり込んでくるものです。みんなうざいと思っている。だからと言って、あなたの会社はダメですとは言えません。

そういう部分で、「サミット」では、こういう人はダメだというラインをきちんと作ってやっているんだろうなと思います。

最近、高学歴の若い人がNPOに興味を持っていたりしますが、それと通ずるものがあるなとも思います。

会社の規模が大きくなると、誰が株主になるか、創業者の割合がどうとか、換金するとか、必ずカネでもめて、誰かが抜けたりします。でも、本書を読んだ限り、彼らはそうはなっていません。

そして、アフリカや環境問題など、NPO的な立ち回りの人たちをスピーカーとして呼んでいます。

俺たちは何のためにこの仕事をしているのか、そんなことをやっていたら映画にならないぞ、というような良いセリフがありました。

おカネよりも大切なものがあるよね、自分たちの人生、目的はこういうもので、そこに向かっていくべきだよねという思想があって、4人でその価値観を共有できているからこそ、もめごとが起こらないのではないでしょうか。

実現しないゴールの良さ

実現しないゴールをみんなが目指しているから、うまくいくところもあるんだと思います。

自分の力を使って、社会をより良くしていこうという目標には、ゴールがありませんよね。でも、そのために頑張っているのは、周りも見ていますから、手伝ってあげようと思ってもらえて、協力者が現れる。

コミュニティですから、困っているなら助けるよという関係性もできているんだと思います。

本書を読んで、「いいやつ」になれるかどうかはわかりませんが、いいやつだと得をするぞということはよくわかりますね。

ひろゆき:「4chan」管理人

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください