「カワイイって言えよ!」地下アイドル、変えた一言 "諦めグセ"も変えた?「ヤギヌマメイ」誕生秘話
東洋経済オンライン / 2024年2月4日 8時0分
なぜ地下アイドルになるのか。「歌やダンスが好きだ」「売れたい」など、始める理由は人それぞれある。
同時に、近年の傾向として、長くても3年以内に辞めていくケースが多い。そこには活動環境はもちろん、金銭的な問題やメンタル的な問題など様々な理由が存在する。
そういった中で長く続けられるアイドルは、いったい何が違うのだろうか。
今回、話を聞いたヤギヌマメイは、アイドル開始当初より大人たちの事情に翻弄されることに嫌気がさし、セルフプロデュースに切り替え、たくましくソロアイドルを続けている一人だ。彼女のアイドルへの想い、その原動力に迫った。
*この記事のつづき:「大会場でライブしたい」地下アイドルの大胆秘策
キャリア8年目のセルフプロデュースアイドル
「ヤギヌマメイです! よろしくお願いしまーす! ヤッター!!」
【写真を見る】「カワイイって言えよ!」今の強気なスタイルが人気の地下アイドル「ヤギヌマメイ」さん、その素顔
とある週末、新宿にあるライブハウスに響き渡る元気な声。ペンライト片手に声を張る、はたまたカメラで熱心に撮影するなど様々なヲタクの声援を受けるアイドルがいる。
彼女の名はヤギヌマメイ。現在、キャリア8年目に突入したセルフプロデュースアイドルである。
そこにあるのは地下アイドル現場としては、ある意味完成されているライブであり、地下アイドルとしてはとても整っている風景だ。
なぜ整っているかというと7年以上、この日々のライブをセルフプロデュース、つまりは単独で継続し、築き上げてきたライブだからである。もちろんそれに加えて日々の努力を怠らず成長を感じさせる。そこにヤギヌマメイのすごさがある。
いったい彼女はどのようにしてソロアイドルを続け、これらのライブスキルを身につけてきたのだろうか。
「アイドルをやるまでは、いろんなことが全部中途半端に終わってて、諦めが早かったですね。諦めグセがすごかったです」
誰しもが何かやっていたことを続けられずに中途半端に投げ出した経験が一度や二度あるだろう。
ヤギヌマも、アイドルを始めるまで、いや、今の形にいたるまではそんな中途半端な人間だった。中学で柔道部に入り打ち込むも卒業と同時に辞めた。空手も習っていたが黒帯をとる前に辞めた。
高校時代は何をするわけでもなく、バイトをしてカラオケに通う日々だった。とにかくカラオケにはまっており、2~3時間歌いっぱなし、そんな毎日を過ごしていた。
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