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「自社醸造」びっくりドンキーの本気ビールが凄い 「ビール純粋令」を遵守、水は小樽の良質な水を使用

東洋経済オンライン / 2024年2月9日 12時0分

実は超本格派な、びっくりドンキーのビール。その深いこだわりや、開発に至るヒストリーを取材しました(筆者撮影)

「このメニュー、そこまで有名ではないけど自分は好きだなあ」「定番や看板ではないかもしれないけど、好きな人は結構多いと思うんだよな……」――外食チェーンに足を運ぶと、そう思ってしまうメニューが少なからずあります。店側はどんな思いで開発し、提供しているのでしょうか。

人気外食チェーン店のすごさを「いぶし銀メニュー」から見る連載。今回はハンバーグレストラン・びっくりドンキーの「ドンキーハウスビール」を取り上げます。

飲食チェーンには「代名詞」「定番」というべきメニュー以外にも、知られざる企業努力・工夫を凝らされたものが数多く存在します。本連載では、そうした各チェーンで定番に隠れがちながら、根強い人気のある“いぶし銀”のようなメニューを紹介していきます。

【写真で見る】実は超本格派!びっくりドンキーのビール

原料にこだわった自社醸造のビール

今回のテーマは、びっくりドンキーの「ドンキーハウスビール〈樽生〉(以下、ドンキーハウスビール)」です。

びっくりドンキーといえば、ハンバーグとご飯、サラダがワンプレートにまとまったディッシュメニューが代名詞。

一方で、大きなイカにオリジナルの和風ソースをかけて焼き上げた「イカの箱舟」や素揚げしたブロッコリーをオーブンで仕上げた「ブロッコリーの箱舟」といった箱舟メニューを中心に、おつまみも充実しています。

おつまみだけでなく、ビールに注力しているのもびっくりドンキーの特徴です。実は、びっくりドンキーで提供しているビールは自社醸造。そのドンキーハウスビールについて、SNSでは「びっくりドンキーに行ったらビールを飲まなきゃいけない」「日本のよくあるビールと一線を画している」といった声が上がっています。

ドンキーハウスビールの商品ページを見てみると、何やら原材料の麦芽とアロマホップにはドイツ産を使用しており、炭酸ガスの注入を一切行わず「ドイツの伝統的な製法で製造しました」とのこと。果たしてどのような味なのでしょうか。実際に飲んできました。

つまみにもハンバーグにも負けない本格派ビール

びっくりドンキーは、ユニークな外装や内装も特徴の一つです。筆者が訪れた店舗はお昼前にもかかわらず、店内はにぎわっていました。席も比較的広々としており、訪問した店舗では無料のWi-Fiやコンセントも利用できました。特にWi-Fiは面倒な設定などがなく簡単に始められ、ありがたいですね。

まず注文したのはドンキーハウスビールとイカの箱舟、期間限定のクロケット。さっそく提供されたドンキーハウスビールは中サイズなのにかなり大きく驚きました。一般的な居酒屋の大ジョッキほどあるのではないかと思わせる存在感です。

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