北米ホンダ旗艦SUV「パイロット」4代目の快進撃 国内未発売モデル、アメリカの大地で徹底試乗
東洋経済オンライン / 2024年2月12日 12時10分
新型SUVの「WR-V」が話題のホンダ。WR-Vはアジアで開発と生産を行い、日本には輸入して販売する形となるグローバルモデルだ。大きさと価格帯が日本の道路環境や消費指向にマッチしているのも注目されている理由だろう。
国内未発売、北米ホンダSUVで最大サイズとなる「パイロット」とは?現地試乗の様子を写真ともに紹介する
北米ホンダのラインナップ
対して、道幅が広く、ドライバーの体格も大きい北米においては、ホンダもより大きなSUVを販売している。現在、ホンダが北米向けに展開しているSUVで、最も車体が大きいのが「パイロット」だ。ボディサイズは標準グレードで全長が5077mm、全幅が1994mm、全高が1800mm、ホイールベースが2890mm(いずれもインチから換算)。すべてのグレードで3列シートを備え、乗車定員は7名もしくは8名となっている。
ホンダが北米で展開しているSUVは、日本で「ZR-V」として知られる「HR-V」が最も小さく、続いて「CR-V」、「パスポート」、「パイロット」の順でラインナップされている。そして、まもなくパイロットと近い大きさの新型電動SUV「プロローグ」も、2024年モデルとして登場する予定だ。
パイロットの5.0m以上〜5.1m未満の全長は、日本では帯に短し襷に長しなのか、市場の空白地帯になっている。だが、北米ではあくまでミッドサイズにカテゴライズされ、トヨタの「グランドハイランダー」やジープの「グランドチェロキー」、フォードの「エクスプローラー」など、多くのライバルが存在する激戦区。パイロットも過去3世代にわたって一定の地位を築き、着実にセールスを拡大してきてはいるのだが、決してクラストップの実績とは言い難い。
そんな状況を打破すべく、4世代目として2022年11月に現行のパイロットがデビュー。2023年のアメリカ国内での販売台数は11万298台と、まずまず順調な立ち上がりを見せている。今回はそんなパイロットの中でもオフロード走行に適した装備を備え、イメージリーダー的なポジションに位置付けられる「TrailSport(トレイルスポーツ)」を試乗した。
現行パイロットの第一印象
第一印象で好感を持ったのは、ディフューズド・スカイブルー・パールという、あか抜けたボディカラー。ディフューズドというとおり、少し彩度は抑え気味なのだが、パールが入っているのでハイライトは明るい。実際、カリフォルニアの青空やネバダの荒野にも映え、撮影のたびにしばし見入ってしまった。
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