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松屋「290円モーニング」でプチ落胆からの"感激" メニュー表より少ないが、やさしい味付けが最高

東洋経済オンライン / 2024年2月17日 7時0分

全体的に薄味で、なんとも懐かしい味がします。パンチが足りないと言われればそれまでなのですが、「松屋に来てはみたけど、全部重いな」というときにはジャストでベストなメニューだなと。

それだけに、写真映えしないことが少し残念ではあるのですが、テスト販売からブラッシュアップして、ぜひレギュラーメニューの座を勝ち取ってほしい、新しいおいしさを発見した喜びがありました。

今回訪れたのは、東京のど真ん中にある店舗。昼はブランドショップが軒を連ねる大型商業施設に有閑マダムが集い、歓楽街として賑わっています。

客席数は約50席で、入り口で食券を購入し、番号を呼ばれたらカウンターで商品を受け取るという、セルフサービスシステムを導入しています。眠らない街だけあって、お店は24時間営業です。

平日朝8時の利用客は15人ほど。以前にも当コラムで「松屋」を取り上げた際にも、「私以外の利用客は全員男性でした」と書いたのですが、今回も全員が男性でした。

都心の青年たちの胃袋を満たすオアシス

以前はオフィス街の店舗を訪れたこともあり、店内にいるのはほとんどがサラリーマンでしたが、今回は夜勤明けだったり、もしくは今から現場に向かうというような、作業着姿や、トレーナーにカーゴパンツなど、体を動かすための服を着ている若者が多めでした。

「けっこう混雑してるけど、みんな新メニューが楽しみに食べにきたのかな?」と、ざっと店内を見まわしたところ、新メニューを食べている人はゼロ。

そもそも朝定食を食べている人すらほとんどおらず、皆「牛めし」や「焼肉定食」など、全力でお腹いっぱいになるためのメニューを注文していました。

丼飯を勢いよくかっこむ姿は、エネルギーを補給するために食べているというのがぴったりです。都心の「松屋」は、力仕事をする若者たちがパワーチャージに立ち寄るオアシスみたいだなと感じながら、一緒に特盛のごはんをかっこんだのでした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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