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手取り20万、700万貯めた25歳が後悔する買い物 逆に「本当に買って良かった」と思ったのは…

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 11時50分

ういういさんの家庭では、月ごとのお小遣いはなく、「この家事を手伝ったら〇円もらえる」といった制度もなかったという。

「父の考えで、何かをしたらお金をあげる制度にすると、あげないとしなくなってしまう、お金をもらえるから家事や手伝いをやるようになっちゃうから、そういうのはだめという感じでした」

お金が必要なときは、親に申告してその都度お小遣いをもらう仕組みだったという。

「自分のお金で何か買うことはほとんどありませんでした。本当はお小遣い制がいいなと思っていたし、お手伝いでお金がもらえるならめちゃくちゃお手伝いしてお金をもらっていたと思います。でもお小遣い制にしないことで、お金をくれるから手伝うとか、そういうふうに考えなかったので、それはそれで良かったのかもしれません」

一方で、祖父母宅へ遊びに行くと、お年玉やお小遣いはもらっていたという。でも、ここでお金を手に入れても、好きなことに使おうという発想にはならなかったそうだ。

「将来何かに使いたいときや大事なときに備えて貯めておきなさい」と両親に言われており、もらったお金はほぼすべて貯金するのが習慣になっていた。ういういさんのお金の扱いには、無意識レベルで堅実な親の影響を受けているのかもしれない。

堅実なのは無意識レベルでの親の影響?

「小さいことですが、うちは体を洗うのは固形石鹸でした。銭湯とか、どこか泊まりに行くとボディソープがあったので、ちょっといいところへ行くとボディソープがあって、一般家庭は固形石鹸なんだと思っていました。母はそういうところは堅実に管理していたのかなと思います」

大学生になって親元を離れて一人暮らしをすることで、お金に対する意識は変わったのだろうか?

「中学生、高校生のときは勉強ばっかりしていました。大学生のなんかキラキラした感じに憧れていて、それに向けてめっちゃ勉強して。だから大学生になってからは少しはじけたというか、月1回は飲み会に行ったり、好きな服も買ったり、ちょこちょこお金を使っていたほうだと思います」

しかし、地方で周りにお金を使うところがさほど多くなかったこともあり、大きく浪費するようなことにはならなかった。

「1人暮らしの子が多かったので、基本的には家に集まってみんなで鍋パとかタコパとか焼肉とか。そういう遊びをしていました。周りに何もなかったので、関東の大学生がうらやましいなってずっと思っていましたが、結果的に貯金はできました」

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