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高齢者は「大行列のラーメン店」に行くといい理由 失敗も大歓迎!?新たな冒険は幸せのタネ

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 6時50分

好きなワイン、好きなブランド、好きな車など、自分の好きなものは好きだというこだわりはあってもいいけれど、でもそれだけがいい、あとはダメと決めつけずに、他のものにも目を向けてみましょう。

たとえば今よく通っている、そこそこおいしいレストランがあるとして、「間違いはないけれど、光るものがないしそろそろ飽きてきたかもしれない」、そう感じたら、新しい刺激を受けられる店を探してみましょう。

年をとると自由になる時間は増えるので、自分の行動をいつものパターンにはめ込まず、ちょっとした冒険に踏み出してみましょう。行ってみた店が今ひとつおいしくなかったとしたら、それも得難い体験ではありませんか。

騙されても「実験に失敗はつきもの」と考える

興味を惹かれたものはなんでもやってみるといいのですが、たとえばちょっとだけ試そうと思ったギャンブルにいつの間にかのめり込んでしまったらどうしようという不安があるかもしれません。そんなときは、まずいくらまでと決めてやってみればいいのです。

人生、何事も実験です。実験である以上、失敗はつきものです。たとえば、先ほどの行列のできるラーメン店なら、失敗したときのリスクは並んだ時間とラーメン代というように明確です。そんなふうに、たとえ失敗したとしても、最悪、騙されたとしてもこれだけなら問題ないというラインを決めておくのです。

通販で見かけた商品がよさそうだけれど、本当にいい商品かどうかわからない。それなら、3万円までは実験費用と決めて試してみようか。あるいは、ちょっと怪しげな投資めいた話があって、詐欺かもしれないけれどどうも気になる。それなら10万円までは体験代と思って試してみようか、などと決めておくのです。

もし、それが使えない商品だったとしても、詐欺にひっかかって手元に何も残らなかったとしても、自分で納得してやったことであれば授業料、経験料と思ってあきらめもつくでしょう。あきらめがつかなくてうつになるよりよほどましです。

いい話を頭から信じて大金を払うと、失敗したとき、騙されたことを認めたくないばかりに泥沼にハマってしまうこともあります。ですから、はじめから何事も実験、失敗もありと思っておけばいいのです。

「人を見たら泥棒と思え」の人は詐欺師の餌食に

ところで、詐欺にひっかからないようにとこれだけ注意喚起されているにもかかわらず、振り込め詐欺事件がなくならないのはなぜなのでしょうか。

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