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激狭ハウスでルンルンと暮らす「取捨選択の達人」 靴下、タオル、箸…物を統一したら手間も減る!

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 7時50分

赤の靴下は洋服にも差し色としてちょうどよく、適当に洗い上がった服を着ているだけでも、なんとなくおしゃれさんに見せてくれるように思います。のちに知ったのですが、内田裕也さんも生前はいつも赤い靴下を履いていたそうです。

マンションの上の階に20代後半の洒落た青年が引っ越ししてきたのですが、なんと彼も、いつ会っても赤い靴下を履いていて、エレベーターに私たち夫婦と彼が乗り合わせると、全員が赤い靴下でちょっとおもしろい。靴下がきっかけで話すようになったのですが、先日「日本橋 芋屋金次郎」のかりんとうをもらいました。

手間を減らすために選んだ赤い靴下は、いつの間にか私たちのトレードマークのようになっています。赤い靴下がご縁にもつながりましたしネ。

靴下だけでなくお箸も同様です。箸立てに、それぞれのマイお箸、どこかでもらった箸セット、客用箸など、無造作に突っ込まれていませんか? 全部同じデザインの箸を買っておけば、箸立てに易占いの筮竹(ぜいちく)のようにジャラジャラと並んだお箸と対峙し、神経を研ぎ澄ましてお箸を選別する必要がなくなります。

我が家では100均でなるべくシンプルな5膳セットのお箸を購入し、夫婦用、取り箸、客用、調理用、すべてこのお箸でまかなっています。箸先がチビてきたり、箸頭の柄が薄汚れてきたものはどんどん手放して「お箸の本数減ってきたな〜」と思ったらまとめて買い替え。

「このお箸は亡き父が、孫が生まれた祝いに庭木を切り倒し、削り出してくれた思い出の品」だとすれば、大切にすればいいと思うのですが、そうでないなら専用のお箸を用意しなくても不便はないんじゃないかしら?

「こっちのお箸は新しくてまだ綺麗」「こっちのお箸はそろそろ買い替え」と、脳のリソースをお箸に奪われずに済むのは、なかなか快適ですよ。

パンツもタオルも全部1種類をまとめ買い

我が家では靴下やお箸と同じように、パンツもタオルも1種類をまとめ買いしています。さすがにパンツは靴下と違い、夫婦で別々です。

パンツはベージュとかピンクだとだんだん色がくすんできて、長く使っているとテンション下がるし、薄い色だと汚れも目立つので、だんぜん黒派。私は楽天市場で送料無料3枚1000円のものを2セット購入し、夫はユニクロでセールで190円だったボクサーブリーフを10枚買いました。

夫のほうがパンツの枚数が多いのは、がんで闘病中のためです。昨年入退院を繰り返した際に、パンツの枚数が少なすぎて洗濯が間に合わなくなり、入院中に自分で自分のパンツを洗い病室に干すというせっぱつまった経験をしたため、在庫を増やすことにしました。

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