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職場で攻撃的な人は"日本語覚えたて"で受け流す 新入社員がメンタルを削られないためには

東洋経済オンライン / 2024年2月27日 16時0分

新社会人になって、もしも理不尽な上司に遭遇してしまったら?(写真:Fast&Slow / PIXTA)

組織で働いていると、さまざまな考えや気質を持つ人がいます。もしかすると今まで出会ったことがないようなタイプの人、そして理不尽な言葉や命令ばかり投げかけてくるような人に遭遇するかもしれません。入社や異動、転勤した会社で、もしそのような人がいたら……?

IT企業の会社員で、SNSで発信するライフハックが人気を呼ぶ「びっとらべる」さんの著書『社会人1年目「直前」の教科書 「驚異の新人」と呼ばれるために習得する100のメソッド』では、新しい環境で働き始める人たちに向け、心と体を守る処世術がまとめられています。同書から一部を抜粋し、「対人術」のポイント3つをご紹介します。

上司からのキツい言葉に悩まないコツ

会社は選べても「上司」だけは選ぶことができません。 企業説明会など多くの人の前ではいい顔していたはずの人が、いざその会社に入ってみると多くの人から避けられている問題上司なんてことも……。

【画像で確認】攻撃的な言葉を使う人にはこうやって対応する

今の時代はモラハラやパワハラなどに敏感ではありますが、それでもなお、平気で人が傷つくような言葉を投げかけてきたりする上司はいますし、そう簡単にはなくならないのが現実です。

もしそんな状態であるにもかかわらず、周りに相談もせず一人で抱え込んでしまうと、心の状態はどんどん悪化していき、最悪「うつ」などの症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

「教育」や「指導」と言いながら、言われている側の心が傷ついているのならそれは「指導」ではなく「ハラスメント」に該当するのです。

本当にいい上司かどうかを見極めるには、次の3つのポイントを確認してみてください。

「部下の言い分に耳を傾けてくれるか」「積極的に声をかけてくれるか」「曖昧な指示を出さないか」です。

代表的なNG上司というのは、「なんでできないの?」と叱りつけてきたり、それに対して何かを言おうとすると「言い訳するな」と発言を遮断したり、「もっと質を高めろ」「積極的に発言しろ」と一方的にアドバイスを与えてきたりするパターンです。

そんな上司や先輩の存在によって心をすり減らしてしまったり、その人について考える時間が増えたりしていては、人生の貴重な時間がもったいないので、キツい言葉も気にせず心穏やかにやり過ごすコツは、「捉え方を変えてしまうこと」です。

もし「使えねぇな」と言われたら、「使い切れてねぇな」と考えて心の中で笑ってやりましょう。部下をうまく使えていないのは上司の責任なわけですから、自分で自分のことを「デキない上司だな」と言っているのと同じです。

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