1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「将来の目標が定まらない」思い悩む学生の盲点 自分が成し遂げたいことを具体化して考える

東洋経済オンライン / 2024年2月28日 12時30分

さらに言うと、戦略コンサルという職業の性質上、どうしても「その後」のキャリアを考えるべきなのですが、当然「その後」の選択肢においても、コンサル時代の実績などが大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。

どの職業を選んでも自分次第

つまり、どの職業を選んでも「要は自分次第」という側面はあり、その意味では「安泰になる職業なんてない」、ということです。

であるからこそ、学生時代に大いに悩み、自分自身のそのときの選択肢に対して、将来後悔することのないようにしたほうがよいでしょう。

そしてそれには夢の具体化などが必要なのは、すでに述べたとおりです。
どんな職業でも自分の夢を叶えるにあたって、困難にぶつかるときや、迷うときがあることは当たり前ですから、その困難などを乗り越えるのに大切なことは、どれだけ自分がその夢に対して真剣か、です。

夢や目標に対して真剣であればあるほど、困難や難局にぶつかっても、道を切り開くことできるハズです。

つまりは諦めない力の源泉となりうる、ということです。

これが夢や目標に対しての真剣度や熱量が小さかったり、漠然としていたりすると、「諦める」という選択肢がつねに頭の片隅に浮かんでしまうものです。

戦略コンサルにせよ弁護士にせよ、激務ですし競争が激しく、上に行けるのは、ほんの一握りなのはすでにご存じのとおりです。

戦略コンサルも、実績を出し続け、その後のキャリアにつなげている方のほうが、少数派です。

目指す道に対してどれだけ真剣になれるか

違いはいろいろとありますが、根本はどれだけ真摯に職業と向き合っているか、つまりは自分の目指す道に対して真剣か、どれだけ熱くなれるか、です。

職業上クールに見える方も多い両業種ですが、成功している方は、クールなマインドや態度とは裏腹に、ホットなハートを待ち合わせているハズです。

弁護士になりたい、ということに対して、真摯な学生はすでに司法試験対策を早くから進め、在学中に合格をする強者もいます。

そういったいわゆるガチ勢、真剣組に対して、FKさんのスタンスで対抗できるかどうか。

そういったことも考え、では自分が熱くなれる対象は何か、をより具体的に考えたほうがよいでしょう。

そのような考え方で、FKさんが今お持ちの目標や夢をより具体化し、その実現のための手段も具体化し、夢に向かっての第一歩を早めに踏み出すであろうことを応援しております。

安井 元康:『非学歴エリート』著者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください