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難関資格に合格した人が知る「結果が出る勉強法」 結果を無視した「学校の勉強」から卒業しよう

東洋経済オンライン / 2024年3月1日 16時30分

とにかく「結果が出る」ことにこだわる勉強法とは(写真:Graphs/PIXTA)

「試験勉強は『凡人でも、何歳からでも』やり方次第でうまくいく」。CFP6科目、行政書士、公認会計士試験、システム監査技術者と、自らが数々の難関試験に短期合格してきた宇都出雅巳氏はこう語ります。確実に結果を出すために、まず「学校の勉強」とは異なる「結果が出る勉強」へと意識を変えることが必要です。

※本稿は宇都出雅巳氏の新著『どんな人でも1番結果が出る勉強法 合格は「あたりまえ化」の法則』から一部抜粋・再構成したものです。

めざす結果と常に向き合い続ける

「結果が出る勉強法」を一言でいうとそれは……「めざす結果と常に向き合い続ける勉強法」です。結果を出したいと思いながら、なぜか多くの人が結果とちゃんと向き合っていません。なので、結果が出ないのです。

これに対し、この勉強法は常に結果にフォーカスし続けるので、必ず結果が出るのです。

また、「自分は勉強苦手なんですけど……」という方でも大丈夫です。これまでとはまったく違う「勉強」をしてもらうからです。逆にいえば、これまでの「勉強」、つまりあなたが子どものころに経験して身につけた「学校の勉強」を卒業してもらわないと、結果は出ません。

実は「学校の勉強」こそが結果を無視した勉強だったからです。

学校の勉強は基本的に集団で、一斉に勉強します。テキストを使い、座学で、「前から順番」に行います。あくまで全体の効率を優先し、一律・均一を重視したものになっています。そして、残念ながら、一人ひとりが「結果を出す」ことへのこだわりは見られず、選別、順位づけの仕組みになっています。

その証拠に、テストは基本的に中間試験、期末試験など、何カ月かに1回の頻度で行われます。その目的は評価・成績をつけるためです。試験後、生徒全員がわかるようにフォローアップすることは行われないのが普通です。あなたはこれまで、「結果が出る勉強」をしてきていないのです。

「学校の勉強度」チェック

では、あなたの「学校の勉強度」をチェックしてみましょう。あなたがうなずく項目にチェックを入れてみてください。

□ゆっくりじっくり「考える」ことが勉強だ
□前から順番に積み上げて理解することが勉強だ
□椅子に座り、机・本に向かうことが勉強だ
□まずはインプットしてからで、アウトプットは後からが勉強だ
□問題集は答えを見ないでウンウン考えて解くことが勉強だ
□わからないところを今すぐわかるようにする。それが勉強だ
□問題集を解く、答練・模試を受けることがアウトプットだ
□問題集・テキストはキレイに大切に扱わなければならない
□全部の問題・選択肢が完璧にわからなければならない

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