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「大谷翔平が結婚」観戦ツアーにかかる費用の実際 「手配旅行」の場合でも旅行代金は高額に

東洋経済オンライン / 2024年3月1日 12時30分

ホテルはどうするのか?

「ホテルは球場から徒歩か、公共交通機関を利用して、至便な場所を探します。ナイトゲームですと帰宿が夜更けになることがあり徒歩圏で行けるホテルはその意味で楽です。ペトコパークの場合は、徒歩圏にあるガスランプクォーターという繁華街を中心に探します。

ドジャースタジアムなら、地下鉄のユニオンステーション駅の近く。この駅からドジャースタジアム行きの無料シャトルバスが出ていますから。タクシーは、ずいぶん高くなってチップも含めれば日本円で1万円は覚悟しないと。ウーバーなんかもありますが。航空運賃も馬鹿上がりしているので、交通費はできるだけ節約したいところです」

チケットはいろいろなサイトで購入できる。旅行会社のパックの代金より安いが、紙はなく、すべて電子チケットなので注意が必要だ。

観戦に際して、注意すべきポイントは?

「手荷物検査が厳しいです。日本みたいに大きなバックパックやボストンバッグは全部NGです。望遠の大きなカメラや三脚もアウトです。球場によっては透明のビニールバッグと指定してくるところもあります。できるだけ軽装にしないと警備で止められたりするので、僕はわざとスーパーの買い物袋を持って入ったりします。

それから、球場でビールを飲むときは、身分証明書が必要になりますから、パスポートは必須です。繁華街には治安の悪いところもありますから、野球を観るためだけに来ているのなら、球場からホテルにまっすぐ帰ることですね」

総予算はどれくらいに?

「昔は30万円くらいでもずいぶん高いなと思いましたが、今年は5~6日の滞在だとどんなに節約しても50万円くらいかかるんじゃないでしょうか。マイルを使ってできるだけ安く上げようと思いますが、飛行機はLCCも考えています」

旅行会社は「『安全』の費用もオン」

旅行会社に話を聞いていて、思わず「ずいぶん高いものですね」と言うと、担当者はまじめな顔をして「私どもは快適に観戦していただくために『安全』の費用もオンさせていただいています」と言った。

行き慣れた人であればそんな気遣いは無用だろうが、円安の昨今、大谷翔平の応援は、相当の出費を覚悟しなければならない。なんにせよ、しっかり計画を立てていくべきだろう。

広尾 晃:ライター

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