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「チェルシー終売」嘆き悲しむ人が多い本当の理由 突然の別れ、「メルカリで高額転売!」は悲しい

東洋経済オンライン / 2024年3月7日 18時30分

終売はもちろん、閉店やサービス終了など、惜しむ声はSNSで話題になりがちだ。一方で、こうした発表の際には「それだけ悲しむのなら、売り上げが減る前に買っておけよ」といった水を差す声も、ほぼ必ずセットで投稿される。

そうした指摘も、たしかに一理ある。ノスタルジーだけでは飯が食えない、これまた悲しい現実だ。しかしながら、消費者側が「いつまでも存在し続ける」と錯覚していたのであれば、市場原理だけを理由に批判するのは、あまりに短絡的な気もしてしまう。

いまメルカリに目を向けると、通常200円前後で売られている袋入り商品が、1袋1200円ほどの値付けで出品されている。本来のファンに届かないとなれば、半世紀にもわたって愛された人気商品の最期としては、あまりに悲しすぎる。

どうにかして、少しでもいい別れにできないものか。「最近買ってなかったけど、なくなるなら最後に買いたい」と思う気持ちを、うまく軟着陸させる手法を、誰もが待ち望んでいる。

城戸 譲:ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

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