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「嫌な上司」「不愉快な同僚」うまく距離をとる方法 周囲の「7割とはそもそも相性が悪い」の法則

東洋経済オンライン / 2024年3月8日 9時0分

特定の人物に対する否定的な感情は、人間関係の大きな障害となり、信頼関係を築きにくくしてしまいます。

実を言うと、私にも「不愉快に思っていた知人」がいました。

でもあるとき、その知人と一度飲みに出かけ、人となりやモノの見方を知って、その人をまったく新しい角度から見ることができるようになり、大変親しくなることができました。

その人に対する不愉快さが、実は誤解からきていたのだとわかると、予想外の友情が芽吹くこともあるのです。

つまり、人間関係の問題のほとんどは、コミュニケーション不足や誤解が原因なのです。

ですから、誰かとの関係がうまくいかないと感じたときは、まずその人とコミュニケーションを取ること、お互いの考えを共有することから始めてみてください。

そして、どんな状況でも「相手をラベル付けせず、心を開いて理解しようとする姿勢」を保ちましょう。

それが、心地よい職場環境を築くための最初の一歩となるはずです。

歩み寄ろうとしても難しい場合

もしこれらの試みがうまくいかず、状況が改善しない場合は、自分自身と相手の立場を守るために、その人との接触頻度を減らさなくてはなりません。

そもそも、すべての人と良好な関係を築くことなんて困難です。

どんな人だって「周りの人の約7割とは自然と相性が悪い」と捉えてみてください。

それは性格や価値観の相違、あるいはコミュニケーションスタイルの違いなどからくるものです。

でも逆に言うと、この7割の人びととの距離をうまく保てれば、ストレスを最小限に抑えられます。

もちろん職場で距離を保つなんて、難しいこと。

職場とは多くの人びとが一緒に働く場ですから、特定の相手との関わりを完全に断つのは、ほぼ不可能でしょう。

とはいえ、接触頻度を減らす努力は必要です。

具体的には、一緒になる仕事や時間帯を極力避けたり、仕事関係以外の会話を最小限に抑えたりすることです。

重要なのは、自分の精神的な健康を最優先に考え、「仕事」として割り切れる範囲内で、距離を保つことです。

ケース3「合わない人」を避けるべき場合

最後は、あなたが長期的なストレスや過度の不快感にさらされている場合です。あなたの健康や幸福を第一に考え、職場を変える必要があるでしょう。

職場は、生活の大部分を占める重要な場所です。だから、働く環境は私たちの幸せや健康に大きな影響を及ぼします。

その影響がネガティブである場合、適切な対処法を急いで見つけなければなりません。

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