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コンサルが「次に目指す」仕事"PEファンド"の正体 傾いた企業を"診断し治療する"経営再建の医者

東洋経済オンライン / 2024年3月9日 17時0分

◎企業再生:日本航空

企業再生は、経営が危機的状況にある企業の抜本的な立て直しを行うものです。

最も有名なのは日本航空の再生で、企業再生支援機構という政府系の投資会社が手がけ、2010年に京セラ創業者の故稲盛和夫氏を会長に招聘して立て直した事例です。

こうした大企業の改革は自社で行うことが難しいものです。そのため、一時期ファンドが入ることで、外部の知見を導入した改革を実施するのです。

リスクあるがやりがいは計り知れない

以上、ハイパフォーマーが「次に目指す」仕事、PEファンドの概要をご説明しました。

PEファンドで働く人々はコンサルティングファーム、投資銀行で働くプロフェッショナルと同様に高い専門性を持ち、いわゆるサラリーマンと呼ばれる大企業で働いているゼネラリストとは異なる人材といえるでしょう。

さらに、PEファンドそのものはプロジェクトビジネス的な側面もあり、立ち上げたファンドで一定の収益が立たなければ、それ以降継続することが不可能になり、ファンドも解散という事態に陥ります。

こういったリスクを取りながらも、見返りとして得られる仕事・人生上のやりがいは計り知れません。

仕事に全力投球し、人生の密度を濃くしたいビジネスパーソンにとって、PEファンドのキャリアは最適の仕事となることでしょう。

小倉 基弘:アンテロープキャリアコンサルティング株式会社代表取締役

山本 恵亮:アンテロープキャリアコンサルティング株式会社取締役

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