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ついに決勝「R-1グランプリ2024」見所を徹底解説 芸歴制限を撤廃、アマチュア芸人も参戦する

東洋経済オンライン / 2024年3月9日 12時20分

一方、芸歴制限が撤廃され、3年連続の決勝進出となったサツマカワRPG。ギャガーとして知られるが、『千原ジュニアの座王』(カンテレ)ではMCの千原ジュニアから「オールラウンダー」と称賛される実力者だ。

ちなみに2018年に結成したお笑いユニット「怪奇!YesどんぐりRPG」のメンバー(Yes!アキト、どんぐりたけし)は、いずれも準決勝進出。粒ぞろいのユニットの代表として、サツマカワRPGが決勝で爪痕を残すことができるか。

そして、2年ぶり3回目の決勝進出を決めたのがkento fukayaだ。これまでフリップネタを得意としてきたが、今年はその強みを生かしモニター映像を使ったコントで臨む。現代らしいモチーフなだけに、とくに若年層の共感を呼べば爆発するかもしれない。

またfukayaは、今年春から活動拠点を大阪から東京に移す。最高のスタートを切るためにも、決勝でいい結果を残したいところだろう。

今年は「R-1には夢がない」と発言して賛否を巻き起こした『M-1グランプリ2022』王者のウエストランド井口が参加。R-1や大会を主催する吉本興業をイジるネタで話題となったものの、準決勝で敗退している。

また、SAKURAI、おいでやす小田、紺野ぶるま、マツモトクラブ、キンタロー。、ヒューマン中村、ななまがり森下、こたけ正義感など、よく知られた過去のファイナリストたちも勝ち上がっていない。敗者復活戦は廃止されたものの、昨年と比べてファイナリストが8名から9名に増えているだけに、改めて今大会における準決勝の壁の厚さを感じさせる。

ネタ順だけで結果は予想できない

もう一つ、今年はファイナルステージ進出枠も高得点を獲得した上位2名から3名へと変更。昨年と同じく総当たり戦ではあるが、勝ち上がるチャンスが拡大した。ちなみに1stステージのネタ順は以下の通りだ。

1. 真輝志

2. ルシファー吉岡

3. 街裏ぴんく

4. kento Fukaya

5. 寺田寛明

6. サツマカワRPG

7. 吉住

8. トンツカタンお抹茶

9. どくさいスイッチ企画

久々に総当たり戦となった2021年以降の傾向では、後半に出場した芸人がやや有利に感じられる。しかし、一昨年には2番手のお見送り芸人しんいちが優勝しており、一概にネタ順だけで結果は予想できない。

爆笑を巻き起こし王者の座を射止めるのは、常連組か、初出場組か、はたまたアマチュアか。本番を心待ちにしている。

鈴木 旭:ライター/お笑い研究家

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