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「面倒で動けない」を克服"サクサク"行動する技術 意志の力に頼らず、目標を確実に達成する方法

東洋経済オンライン / 2024年3月12日 9時0分

ランニング、ダイエット、勉強など新しく何かを始めることは、誰にとっても大変面倒です。何かを始める際の面倒さを克服するコツをご紹介します(写真:shimi/PIXTA)

さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」。

そんな人は珍しくありません。

とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。

現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。

しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。

それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。

以下では、「行動を増やすための技術」についてわかりやすく解説します。

考えるより行動するほうが幸せに近づく

「いま、正しい」と直感で感じたことは、思い切って行動するのがおすすめです。

【簡単要約】面倒なことを続けるためのコツ

「この選択でよいか」と悩み続けるより、良い結果が得られることがよくあります。

実際、ある心理学の研究によると、サッカーの試合結果に関する専門家の予測は、熟考したときよりも、直感に従ったときのほうが、的中率が高かったそうです。

ビジネスの世界で新しいプロジェクトや企画を進める際も、同じです。

「専門家の意見を聞いて入念に準備を重ねるより、とにかく実行するほうがうまくいく」

そんな傾向が見られます。

つまり「考えること」「検討を重ねること」以上に、「実際に行動に移すこと」が大事なのです。

「行動の結果がイマイチだとしても、とにかく行動したほうが幸福度は高い」

コロンビア大学の研究ではそんな結果が出ています。

またアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズも、スタンフォード大学の卒業式のスピーチでこう述べています。

「私たちは、未来を知ることはできません。だからこそ『いまこの瞬間に自分自身が正しいと信じるもの』を選び、実行することをためらってはいけないのです」

とはいえ「新しく何かを始めること」は、誰にとっても大変面倒なことです。

安心してください、かくいう私もそうなのですから。

自動車だって、動き始めるときは多くの燃料を消費しますよね。

動き始める瞬間には、それだけコストがかかるわけです。

歴史上の偉人にだって、多かれ少なかれ「始めるって、ちょっとしんどいなぁ」という感覚はあったはずです。

例えば私の場合、特にランニングがそうです。

毎回、走り始めるまでがとても面倒です。

でも、走り終わった後は大変爽快で、「今日も走ってよかった!」と心から思います。

私にとってランニングは、「やってよかった」と思えるもので、それは十分にわかっているのですが、毎回毎回、面倒なわけです(笑)。

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