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DeNA南場会長が語る「日本はダイナミズムがない」 DeNA南場会長とハイセンスジャパン李社長対談

東洋経済オンライン / 2024年3月15日 8時0分

日本の「草食系」に近い言葉ですね。今は経済が悪くなって、格差も広がって「頑張ってもどうにもならない」という「躺平(寝そべり族)」状態になっていますけど。

日本の課題は30年遅れで中国でも起こる

――南場会長が少子高齢化を懸念されていますが、中国も同じ道をたどっていますね。

李:そうですね。日本の課題は30年くらい遅れて中国で起こりますね。中国はまだ定年が60歳で、60歳以上も働くという考えがないんです。80歳になると周りの人が世話してくれないと生活できないイメージです。

そうそう、それで日本のいいところをまた思い出しました。日本に来て一番驚いたのが80、90歳になっても自転車に乗っている人がいたこと。60、70歳で仕事をしているのも普通ですよね。こういった元気な高齢者を見て、頭と体を使い続けるから日本人の寿命が長いのだと納得しました。

私は以前、会社を定年退職したら仕事は終わりだと思っていましたが、今は90歳、いや100歳まで運動と仕事を続けるのが目標です。日本に来ないとそういう気持ちにはならなかったです。

前編:「管理職目指す女性が少ない」日本が直面する現実

浦上 早苗:経済ジャーナリスト

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