本質を問う「Why型質問」が苦手な日本人の大問題 当たり前の質問で課題の深層に切り込む
東洋経済オンライン / 2024年3月17日 19時30分
知識詰め込みのWhat型教育で質問をするということは、ちゃんと聞いていなかったか、頭に入れられなかったかのどちらかですから、質問することは基本的に後ろ向きかつ恥ずかしいことになります。
これに対してWhy型の質問というのは、ここが全てのスタートで、考えるという行為の第一歩であるというのはこれまで述べてきた通りです。こうした点を考慮しても、日本人の質問下手の大きな要因としてWhat型教育の影響が大きいのは間違いないと思います。
それに加えて、「What型教育は一方向でもよいが、Why型教育は双方向でなければならない」ということもあるでしょう。What型教育では、最悪、教える側が一方的にしゃべりまくれば一定の目的は達せられたことになりますから、そこでたとえ質問がなくても問題はないわけですが、Why型教育というのは双方向ですから、質問がないという状態が放置されることはないはずです。
Why型/What型の観点から見ると、これら二つの要因が日本人が質問下手になっていることに大きな影響を及ぼしていると結論づけられるでしょう。
細谷 功:ビジネスコンサルタント、著述家
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