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長期投資、今始める人に教えたい「銘柄選び」のコツ 「値上がり益」に注意を向けてしまうと挫折する

東洋経済オンライン / 2024年3月18日 7時50分

大企業以外の中小、零細企業では、日本経済新聞のような大メディアでもノーマークの場合がある。証券会社も大手企業や話題の注目銘柄には多くの人材を張り付けてフォローしているが、人気のない企業や値動きの少ない小型株はほとんどノーマークだ。

したがって、中小型銘柄では事業環境の急変で一気に"サドン・デス(株価の致命的な下落)"を迎えることがある。

業績不振のニュースが出たときは、株価が致命的な大暴落をしていたということだって起こりうる。

しかし、大企業には「炭鉱のカナリア」が数多くいる。

炭鉱のカナリアとは、炭鉱等で有毒ガスが発生した際に、人間よりも先にカナリアが察知して鳴き声が止むことに由来し、まだ起きていない危険や目では感知できない危険を知らせる人、または状況を意味している。

日ごろから『会社四季報』や大新聞の企業記事を見る習慣を付けておきさえすれば、「カナリア」の異変を早く察知して、傷が深くならないうちに別の大企業に乗り換えることができるはずだ。

川島 睦保:フリージャーナリスト、翻訳家

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