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ドラマ「不適切にも…」で考えた"炎上"問題の本質 不意に生み出される"炎上"に適切に対応する4つの視点

東洋経済オンライン / 2024年3月19日 13時10分

SNS上の批判の声やコタツ記事は、広く拡散して問題が多くの人に知れ渡ってしまうことも多いので、決して無視してよいわけではない。しかし、それにあまりに影響されすぎてしまうと、問題の本質から外れ、問題解決からかえって遠ざかってしまうこともある。

上に述べた1から4のプロセスが重要であり、問題の本質からズレた批判や、世の中一般の声とも言えない意見に対応することは、二の次、三の次の課題である。

当事者ではない人たちも、悪意ある批判や、きちんと裏取りされていないようなコタツ記事に安易に同調したり、拡散したりしないように心がける必要がある。“炎上”に加担することは、自分たちにとってより窮屈で生きづらい社会を作ってしまうことに加担することでもあることを、肝に銘じておきたい。

また、メディアやプラットフォーム(SNS運営企業など)側、あるいは行政も不要な炎上を生み出したり、過度に批判を増幅させてしまわぬよう、具体的な対策を講じる段階に来ているのではないだろうか。

西山 守: マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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