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35歳でNTT辞め、たどり着いた野球とITの最先端 選手の進化をスポーツ科学で促すネクストベース

東洋経済オンライン / 2024年3月22日 11時20分

プロに並行してアマチュア選手や子供たちも来てくれていますが、今では2か月先まで予約が取れない状態になっています。結構強気の価格設定をしていますから、プロ野球選手たちが自分で支払う料金は、決して安いものではありません。でも、その対価を払ってでも、来てくれるっていうのは、ビジネスとしてはあるべき姿だと思います」

アメリカと日本の支援体制の違い

ただ、中尾社長はネクストベースの知見を、多くの野球少年と共有したいとも思っている。

「アメリカでは、MLBがアマチュア野球を支援する体制ができていて、お金がぐるっと回るようになっている。でも、日本ではプロはプロで止まっていて、アマチュアには回ってこない。そういう仕組みは、サッカー界にはある。

例えばすごい才能のある子供がいて、順調に高校や大学、そしてプロ選手になると、その選手の移籍金などの一部がそれまで所属したすべてのチームに分配される仕組みがあります。プロスポーツ選手が支払う税金がスポーツに限定されて活用される国もあります。日本でもそのような環境を作るべく、僕たちから変えていきたいですね」

広尾 晃:ライター

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