新山千春、公表しづらい不妊治療の実態を語る訳 実は芸能界でも不妊治療をしているケースは多い
東洋経済オンライン / 2024年3月26日 11時31分
42歳で再婚をし、不妊治療にも取り組み始めた新山千春さん(43)。しかし、そこで見えてきたのは40代から始める妊活の大変さ、働きながら治療を続ける難しさや経済的な不安だった。前編はこちら。
不妊治療を始めて後悔したこと
年齢的に自然妊娠できる可能性が低くなっていくこともあり、結婚後に不妊治療を始めました。すると、すぐに後悔したことがあります。それは、もっと治療の制度などの情報を調べておくべきだったということ。「制度をしっかりと理解していたら、もっと早くに結婚を考えていたのに」という後悔は今でも強く残っています。
【写真を見る】新山千春さんは、事務所にも相談のうえ治療を優先することを決断
その後悔をもとに、同じような境遇に悩む方だけではなく、これから出産を考えている方のためにも、不妊治療の現実や必要な情報などを積極的に発信していくべきだ、という使命感のようなものを今は感じています。
私の場合は娘のもあがいたこともあり、妊活を行うタイミングや順序は結婚してから、という想いが強かったんです。しかし、再婚後に「やはりパートナーと子どもが欲しい」となった際に知ったのが、東京都の場合、体外受精の保険適用は43歳までなら3回ですが、40歳未満なら6回まで適用されるということでした。
授かることに優先順位をおき、結婚式もせずに急いで治療を始めましたが、クリニック選びやサプリの接種1つとっても、はじめてのことだらけで不安が募る一方……。自分の感覚に合うクリニックで治療をしたいと考え、2度ほど転院も行いました。
結果的に、保険が適用される3回の体外受精を行えませんでした。1度の治療サイクルで50万、60万円はかかりますし、精神的にも肉体的にも、そして金銭的にも負担が大きい治療をどこまで頑張れるかーー。実際に自分が治療を始めてみて、ホルモンバランスも崩れるし、時間的な拘束もあります。その大変さを日々痛感しています。とはいえ、本当の闘いはこれからですね。
新山さんが治療を始めて感じたのは、仕事と治療の両立の難しさでもあった。現在は、事務所にも相談のうえ治療を優先し、仕事は体調面を第一に行っていくことを選択したという。
クリニックに通院して感じたのは、「これだけ多くの方が働きながら治療をしているんだ」ということでした。予約してクリニックに行っても、1時間以上待つこともありますし、時には半日ほど必要な日もあり、待合室では仕事をしながら待機している方も目にします。
この記事に関連するニュース
-
【不妊治療を検討している502名に聞いた】約6割が体外受精には取り違えリスクがあることを把握せずにクリニック選びを行っていたことが判明!
@Press / 2024年4月26日 10時0分
-
急増『卵子凍結』という選択 その方法や負担の体験談 40歳で出産した人「人生で一番いい決断だった」一方で「妊娠を先延ばしにしていいという材料にしてしまうと...悲しい」
MBSニュース / 2024年4月10日 13時21分
-
体外受精後の妊娠。苦しい選択を迫られ、夫が隠していた【本性】が露呈!「妻が許せなかったひと言」とは
OTONA SALONE / 2024年4月1日 21時1分
-
卵巣嚢腫と子宮外妊娠で手術。苦難の末に、体外受精で妊娠!その後、妻が下した決断とは?
OTONA SALONE / 2024年4月1日 21時0分
-
広がる妊娠・出産の選択肢 元SDN48・奈津子が受精卵凍結を決めたワケ
ananweb / 2024年3月31日 21時0分
ランキング
-
1胃もたれには「健胃薬」? それとも「消化薬」? 薬剤師に聞いて分かった「市販の胃薬の選び方」
オトナンサー / 2024年4月26日 20時50分
-
2【カルディ】見つけたら即ゲットして! 超人気商品「ウイスキープリン」は食べて驚く本格派スイーツ
オールアバウト / 2024年4月26日 20時35分
-
3高速道路で“レンタカーを煽り続ける”黒のアルファード。恐怖のドライブに遭遇した男性の告白
日刊SPA! / 2024年4月27日 8時54分
-
41ドル=158円突破! 利上げにビビる植田日銀では「円安地獄」は止まらない
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 14時32分
-
5【思いついた人天才】小さい紙切れ1枚で「針の糸通し」がカンタンに 「目からウロコ」のライフハックが話題
まいどなニュース / 2024年4月26日 15時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください