「それ聞く?」外国人が戸惑う日本メディアの取材 日本とアメリカのメディアは意外と違う
東洋経済オンライン / 2024年3月29日 11時30分
さて、ここで冒頭の大谷選手の通訳報道についてみてみましょう。
メディアは国民の「知りたい」という欲求によって動かされているところがあります。人気者の大谷選手のことならなんでも知りたい、というところから、今回の件も余計に大きな話題になっているのは間違いありません。
いきなり「バイアス」がかかってるような報道
日本のメディアのニュースを見ると、元通訳氏がバイトしていた寿司屋さんのコメント、たばこの匂いがしていた、サインボールを私物化していたなど、おそらく事件の本質とは関わりのないところにまで取材がおよんでいるのはちょっと驚きです。
一方、アメリカのメディアも「学歴詐称ではないか」など、今このタイミングで掘り返さなくてもいいような話題もとりあげています。
こうしたある意味どうでもいい情報が出てくるのは、報道側が当事者について一定の印象を与えるような意図をもって報道しているからでしょう。これらが事実かどうかはさておき、本来徹底して客観的であるはずの日本のメディアとしてちょっとニュースの出し方にあやうさを覚えてしまいます。
このような時、ニュースの受け手であるわたしたちは、「それはそれとしてこの問題の本質はなんなんだろう」と考えることで冷静でいられるのではないでしょうか。
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