「パッと行動できない人」残念すぎる"3大NG"思考 米国ビジネスエリート「ネガティブ消す」朝習慣
東洋経済オンライン / 2024年4月12日 11時0分
「先延ばし」は多くの人にとって悩みの種です。
「とにかく1分だけやる」「作業をできるだけ小さく分けてやる」「ご褒美を用意する」。
「先延ばし」を克服する本や、コツは世の中にあふれていますが、そのコツさえ実行するのを先延ばしにしてしまう!
そんな方が多いのではないでしょうか。
そんな「ずぼら」だけど、変わろうとしている「マジメ」な人のために、禅という新たな視点から行動する技術をまとめたのが新刊『クヨクヨしない すぐやる人になる 「心の勢い」の作り方』です。
著者である禅僧・精神科医の川野泰周氏と経営コンサルタントの恩田勲氏によると、マインドフルネスのルーツである禅には、「心を落ち着かせる」要素だけではなく、「心を勢いづける」モメンタムの要素も多く含まれていると言います。
「〆切前のレポート執筆」「転職」「結婚」など、心に勢いがある時、人は超行動的になります。そんな「心の勢い=モメンタム」を意図的に作り出す方法を紹介いたします。
以下では、「行動力を上げるモメンタムワーク」について解説します。
「なんだかパッとしない」心に潜むもの
「やろうと思ってもイマイチやる気が出ない」
「仕事をはじめようにも、なんか嫌な気分になっている」
「なんだかこれからやることが空しく感じる」など気分がパッとしない、と感じることはないでしょうか。
「なんだかパッとしない状態」にある人に欠けているのは、心の勢い。
それを「自分を奮い立たせる力」と書いて自奮力(じふんりょく)と呼ぶこともあります。
なぜ、自分を奮い立たせることができないのでしょう。
おおむね次のような理由があると、私たちは考えています。
あなたは、次のパターンのいずれかにあてはまるでしょうか?
気分が「パッとしない人」陥りがちな思考
パターン①「これ、一体何のため?」
→ 夢や目標がない
「〜したい」「〜のためなら頑張る」と思える目標があると、人は自分を奮い立たせることができます。
それは生きるための指針であり、進むべき人生を照らしてくれるもの。
一見つまらない作業も「夢の実現に近づく」と思えば、苦もないでしょう。
裏を返せば、そもそも夢や目標がないと、つまらない作業をする理由もなく、モメンタムは高まらない。
行動できない人になるのも無理はありません。
とはいえ、「あなたの夢は?」と質問されて「私の夢は〇〇です」と即答できる人が今の日本にどれだけいるでしょうか。
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