大谷翔平が「インスタグラムで発信」を始めた背景 目立つことを好まないスター選手の心持ちとは
東洋経済オンライン / 2024年4月14日 19時0分
初投稿は自身のメジャー初本塁打時にサイレント・トリートメントで祝福された動画を添えて「Hope my welcome to Instagram party goes better than this(インスタグラム開設が"これ"より歓迎されることを望んでいます)」と、英語で粋なメッセージを送った。
その2日後に「ライブBP」に登板した動画を投稿した。
私を含めた日米メディアが次々に速報した。「意外だった」と記したが、コロナ禍で開幕が延期となり、ある程度、自分の時間が取れるようになったことが一番の理由だろう。これまで大谷は忙しすぎた。
大谷がSNSの更新に割く時間はこれまでなかった。割く必要性もなかったのかもしれない。ファンサービスに熱心な選手だが、基本的に目立つことは好まないからだ。
ただ、当時、インスタグラムのストーリーズという機能を利用し、「主に野球関連の投稿をアップしていく予定です。これから皆さんと野球を通じて繋がるのを楽しみにしています」とつづった。
もちろん、野球に全力を注いでいる。一方、ファンあってのプロ野球は海を越えても同じ。開幕が延期となり、何か思うところがあったのかもしれない。
2013〜2018年までエンゼルスの地元紙オレンジ・カウンティ・レジスター紙で、英語記事を執筆していた志村朋哉氏はこんなことを話していた。
「大谷選手が全米レベルでスターになるには、思ったことを積極的に発言することが大事です。野球に興味のない人は選手の人間性や生き方に興味を持ち、"応援したい"という気持ちになるからです」
プロバスケットボールNBAのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レーカーズ)もそう、女子テニスのセリーナ・ウィリアムズもそうだ。大谷は大スターだが、前述の2選手のように競技の枠を越え、全米レベルで突き抜けた存在になるため、今後は社会に強いメッセージを発信し続けることが大事だという。
大谷はそれほど影響力のある選手
大谷が自身のSNSに求めているものとは少し違うかもしれない。ただ、将来的に大谷が自らの言葉で日本はもちろん、米国内に向けた強いメッセージを発信する日が来てもいい。大谷はそれほど影響力のある選手だと思っている。
6月23日。MLBは、7月23日か同24日に2020シーズンを開幕し、レギュラーシーズンを60試合制で実施すると発表した。新型コロナウイルスの影響で当初の3月26日から約4カ月遅れの開幕で、無観客となる。
この記事に関連するニュース
-
「大谷翔平の追っかけ」に徹する日本メディアは恥ずかしい…アメリカ人が驚いた日本人記者の"奇妙な取材"
プレジデントオンライン / 2024年5月17日 8時15分
-
逸材助っ人が来日即“覚醒”…驚異の防御率0.33 長いマイナー生活、TJ手術2度の苦労人
Full-Count / 2024年5月1日 7時10分
-
阪神でもオリでも戦力外…よぎった現役引退 崖っぷちの29歳が目指す“3度目の正直”
Full-Count / 2024年4月29日 7時10分
-
ドジャース大谷翔平10月ワールドシリーズで二刀流復活!
日刊大衆 / 2024年4月20日 20時30分
-
大谷翔平 ポストシーズンで二刀流復活も!真美子さんの愛の力で右ヒジ超速回復
東スポWEB / 2024年4月19日 11時15分
ランキング
-
1シニアが健康寿命を延ばすために心がけること2選
オールアバウト / 2024年5月17日 19時30分
-
250代からの即効「二の腕やせ」!たるみを解消して引き締める方法【Dr.中村格子の美からだ学】
ハルメク365 / 2024年5月17日 22時50分
-
3白いセダンで「あおり運転」してきたチンピラ風が、顔色“真っ青”になって警察に捕まるまで
日刊SPA! / 2024年5月17日 8時54分
-
4従業員からの「カスハラ相談」27・9% 職場のハラスメント実態調査 厚労省
産経ニュース / 2024年5月17日 18時22分
-
5ワークマンの「機能的なサンダル」3選 2000円前後で買える、アウトドアでも活躍する優秀アイテム
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月18日 9時55分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください