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大谷翔平と水原一平、くり返す「側近の裏切り」 「あの人がだますなんて」気づけないカラクリ

東洋経済オンライン / 2024年4月24日 9時30分

マドフが逮捕されて数年後、SECの元弁護士はこう語った。マドフの犯罪は広範に及ぶが、その核心は、社会病質者のインサイダーがユダヤ人コミュニティに対して行った「親近感を利用した詐欺」である、と。

あなたをだます人は、こうして馬脚を現す

もし「本能的な直感」をそれほど頼りにせず、相手の経歴をもっと徹底的に調べれば、詐欺の被害に遭う可能性は少なくなるだろう。そうすることで、相手が信頼できる人物なのか、詐欺師なのかを見分けやすくなる。

たとえば親は、教師やスクールバスの運転手など、子どもの世話をする人たちは、子どもの近くにいる大人が身元確認をきちんとしてくれているので、自分で調べる必要はないと考える。

だがあいにく、そうした身元確認は完全ではないうえ、常に全員の身元を確認できるわけでもない。たとえ問題ないと思えても、確認できるなら必ずそうすべきだ。

新たな請負業者を雇う場合には? 相手の評判や身分証明書に目を通し、あやしい仕事をしていないか、顧客をだましていないか調べよう。

かかりつけ医を替えるときには? きちんとした医学の学位を取得していて、医療過誤でたびたび訴えられていないか調べよう(ただし、ウェブサイトに載っているごく少数の偏見を持った患者の意見に惑わされてはいけない)。

新たに業務提携を開始するときには? そのパートナーが前の雇用主の金を使い込んでいないか調べよう。

あまりロマンチックには聞こえないかもしれないが、結婚や婚約、あるいはオンラインデートをする前には、相手のことをネットで調べてもいいかもしれない。

ダニエル・シモンズ:心理学者

クリストファー・チャブリス:心理学者

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