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最強のひとり旅"適齢期"、旅を楽しむ7つの秘訣 何歳になっても新しい刺激が自分を活性化

東洋経済オンライン / 2024年4月25日 16時0分

「50代で向き合う心身の鬱々。ごきげんな人でいたいと考えたとき、私にとって自分を元気にしてくれる一番の原動力は、旅でした」(出所:『大人ひとり旅のはじめ方』、撮影:深澤慎平)

旅をするのに心地よい季節。ゴールデンウィーク(GW)、特に予定がない人も、今年は「ひとり旅」を気ままに楽しんでみませんか。主婦の友社編集『大人ひとり旅のはじめ方』から一部を抜粋してお届けします。

自身のひとり旅についてつづった著書『50歳からのごきげんひとり旅』が多くの人の共感を集め、10万部を超えるベストセラーになった山脇りこさん。年齢を重ねた今こそ楽しめる、ひとり旅の魅力について話を聞きました。

【写真】大人のひとり旅の楽しみ方はいろいろ

山脇 りこ(やまわき・りこ)
料理家。テレビ、新聞、雑誌などで和食をベースにした家庭料理を紹介している。長崎市の観光旅館に生まれ、子どもの頃から食いしん坊。大好きな台湾の旅行ガイド本の執筆のほか、著書多数。2023年に『50歳からのごきげんひとり旅』(大和書房)を上梓。

旅が人生の栄養に

50歳になる少し前からひとり旅の魅力にハマり、年に数回は国内外でひとり旅を楽しんでいる料理家の山脇りこさん。

一般的に“ひとり旅好き”と聞けば、これまでアクティブな旅をしてきたバックパッカータイプかと思いきや、山脇さんは「実はビビリで人見知り」。ふだんはひとりで外食するのも苦手な性格だと話します。

「今でもひとり旅をするときは緊張しますし、いまだに慣れないことも多いです。ひとりごはんはどこで食べるか悩みますし、いざお店の前に着いても入る勇気が出なくて、お店の周りをぐるっと一周しちゃったり(笑)」

そんな“ビビリ”な山脇さんのひとり旅は、「無理をしないこと」と「ごきげんでいること」が最優先。予定を詰めこまず、寄り道しながら気ままに散策し、疲れたら早めに休憩します。夜は外を出歩かず、ホテルの部屋でのんびり読書をして過ごすことも多いとか。

「この自由さが、ひとり旅の醍醐味でもありますよね。年齢的に心身の鬱々が増えてきたこともあり、何か好きなことをしようと、思いきってひとり旅をするようになりました。

旅で自分だけの時間をゆっくり過ごすと心の栄養になり、気持ちもリフレッシュ。たった1泊でも心が晴れて、脳が活性化し、私のなかの“ごきげん貯金”がたまっていきました。機嫌がいいと、家族にも優しくなれた気がします」

学生時代から旅行好きだったという山脇さんですが、結婚後の旅はほとんど夫と一緒。ひとり旅を復活させたもう一つのきっかけは、グループで訪れた台湾旅行でした。

「私だけ宿へ先に戻ることになって、先輩から『ひとりで大丈夫?』と聞かれて。えっ、私はひとりで台湾の街すら歩けない人間だと思われている?と驚きで(笑)。

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