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JR中央線「武蔵小金井」フードコートで完璧な午後 「西のムサコ」を散歩&イトーヨーカドーで食事

東洋経済オンライン / 2024年5月4日 12時20分

余談だが、エスカレーターのあまりの遅さには驚かされた。

フードコートも当然にファミリー層が多い。それも、赤ん坊連れが目立つ。

通常のソファ席やカウンター席だけでなく、赤ん坊を寝かしながら食事もとりやすい、座敷席のようなものもあるのが特徴的なフードコートだ。

本連載の初回で訪れた、神奈川県・川崎市の溝口のフードコートでは、見なかった光景である。その街を表す、フードコートならではの違いを感じる。

席でいえば、カウンター席にはコンセントをそろえていて、そこでは「コンセント ご自由にお使いください。パソコン・ゲーム機・携帯電話等」と書いてあるにもかかわらず、至るところに「『飲食』以外のご利用は、ご遠慮ください 勉強・ゲーム・会議禁止デス」という掲示があって困惑する。

「禁止です」ではなく「禁止デス」。「禁止death」ではなかったのでまだよかったが、とはいえ「デス」と言われると、私としてはややギョッとしてしまった。

が、その警告もむなしく、カウンター席で充電しながら寝ている人もいれば、動画を楽しんでいる人もちらほらといた。ま、ドリンクは注文していたようだし、この日は満員ではなかったので、店員さん的にも「大丈夫デス」なのだろう。

定番の顔ぶれが揃う

フードコートで営業しているのは「築地 銀だこ」「ロッテリア」「はなまるうどん」「ペッパーランチ PLUS」「ミスタードーナツ」「サーティワンアイスクリーム」「東方餃子坊」「リンガーハット」。ファストフードにおやつ、麺類に中華といった、定番のラインアップがしっかりそろっている。

ここで私が気になったのは、はなまるうどんとロッテリアである。

まず前者について。フードコートの4番打者といえば麺類、中でも安価で、待ち時間が基本的になく、その場で受け取れるうどんはその中でも「3割40本120打点」。要するに最強のポジショニングにあると私は考えている。

そしてそのうどんの絶対王者といえば、丸亀製麺。フードコートで目にする機会も多いが、一方ではなまるうどんはそう多くないような……。調べると、近辺のイトーヨーカドー内フードコートにははなまるうどんがよく出店しているようだ。

同様に、ファストフードもフードコートの定番。そんな中でマクドナルドでもケンタッキーフライドチキンでもモスバーガーでもなく、ロッテリア。

渋い。もちろんはなまるうどんもロッテリアもダメだというわけではない。とにかくチョイスが渋い、そう感じたのだ。いうならば「つなぎの4番」のような……。

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