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円安でも意外に安価「ノルウェー鉄道旅」の醍醐味 物価高対策にはコツがある、ITには慣れる必要

東洋経済オンライン / 2024年5月7日 6時30分

市内中心街の停留場で発車を待っていた運転士に切符の購入方法を聞くと「すぐそこにあるナーヴセンで購入してくれ」という答えが返ってきた。オスロ同様のシステムで、ナーヴセンでクレジットカードを使って購入した。切符といってもただのレシートで、24時間券が129NOK(1831円)だった。

24時間券であることを利用して、土曜の午後から日曜の午前まで利用したが、日曜日にはレトロな車両も運転していた。この車両は貸り切りで、日曜日の朝に入港したドイツからのクルーズ船乗客のオプショナルツアーとして運行していた。昔の車両をうまく利用していると感じたものである。

日本からのオスロ往復はLOTポーランド航空を利用(16万7890円)、航空会社を先に決めたわけではなく、航空券検索サイトで安かったものを利用した。航空券が高額となるピークの7、8月を避け、なおかつ厳冬にならない季節を選ぶことも大切だ。航空券は同じ航空会社ならロンドンでもパリでも南欧でも同じ価格である。

ドミトリーに宿泊して節約しよう

宿泊はドミトリー、1泊あたりの平均額は7103円、個室ではなくシャワー、トイレ共用となるが、シャワー、トイレ付きの個室となると最低でも2万~3万円、1週間程度の旅程でもかなりの出費となるのでドミトリーに慣れておくのがいい。

食費節約からもドミトリーがおすすめで、共用キッチンやダイニングがあるので、そこでスーパーマーケットで購入したもので自炊することができ、楽しくもある。スーパーマーケットでどのようなものがどのようなスタイルで売られているのかなどを探検するのは、観光名所めぐりよりも興味深いものである。あくまで筆者の趣向ではあるが。

谷川 一巳:交通ライター

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