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空腹に負け"失敗"を防ぐ「16時間断食」の強い味方 オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる食品で小腹を満たす

東洋経済オンライン / 2024年5月11日 18時0分

「今日は朝から何も食べてない。そんなにお腹も空いてない。もう少し、空腹を継続してみるか……」。そんな感じで、少しずつ16時間に近づけるといいですよ。

Q.力仕事なので、朝ごはんを食べないと体がもちません

休みの日だけ空腹の時間を作るのでも構いません。仕事の日でもできそうなら、朝と昼はしっかり食事をとり、夕食を抜いて16時間の空腹を作るのもおすすめです。

Q.週に1~2回、友達と飲みに行くので、実行できません!

そういう日は休んで構いません。友人と食事を楽しんだり、好きな料理を思いっきり味わったりする日を作るのも、大切な心の栄養です。

Q.16時間以上、断食をしても構いませんか?

空腹の時間が長ければ長いほど、脂肪の分解は進み、オートファジーもより活性化します。「16時間断食」に慣れて、もう少し頑張れそうであれば、昼食や夕食をあと1回我慢して、「24時間の空腹」にチャレンジしてみてください。実際、私も週に1回は「24時間の空腹」を実践しています。

ただし、「空腹が意外と楽だから」といって決して24時間を超える断食は行わないでください。体への負担が大きく、個人の判断で行うのは危険です。どうしてもチャレンジしたい場合は、必ず医師の指示の下で行うようにしましょう。

Q.いつまで続けるのがいいですか?

ダイエット目的の方なら、理想の体重に達して、それを維持できるようになるまででもいいかもしれませんね。ただ、空腹の時間を作ることは、健康と若さを維持するために、これ以上にない優れた食事法です。できれば一生涯、続けていただければと思います。

何をどれだけ食べてもいいって本当?

これまで、医学的根拠の有無にかかわらず、健康や長寿、アンチエイジングのための、さまざまな食事法が紹介されてきました。

まずは、カロリー計算をして食事の量を調整する方法。そして、特定の食品をたくさん食べたり、逆に、脂肪分や糖質を制限したりと、ふだんの食事にプラスあるいはマイナスする方法です。

しかし、最新の医学エビデンスに基づき、近年、「食べものの内容を制限する」ことよりも「食べない時間を増やす」ことに、より注目が集まっています。

Q.「16時間断食」以外の8時間は何を食べてもいいのですか?

何をどれだけ食べても構いません。ですが、せっかくなので、この機会にオートファジーを活性化するオメガ3脂肪酸が含まれる食品や、腸内環境をよくする発酵食品、筋肉を強くする良質なタンパク質が含まれるものを意識して、バランスのよい食事を心がけてみるのはいかがでしょうか。

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