1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

日本人を襲う「トランプ2期目」に起こるヤバい事 日韓エリートが今密室で話していることは?

東洋経済オンライン / 2024年5月14日 11時0分

韓国の核武装は日本にとってどのような意味があるのだろうか。

筆者が話を聞いた日本の外交政策担当者はみな、トランプ大統領の政権復帰への対応として日本が核兵器を開発する、あるいはその可能性があるという考えを、むしろきっぱりと否定した。読売新聞のある幹部は、核開発という選択肢は政治的に不可能であるだけでなく、戦後の日本の政策に反しているとして、躊躇なく否定した。

しかし、韓国が核武装の道を歩んだ場合、日本はどう対処するのかという質問に対しては、その確信は弱まった。「韓国が核兵器を持てば、日本は必ず核兵器を持つことになる」と、最近韓国訪問から帰国した首相補佐官の1人はこう明かした。

第二次トランプ政権ではアメリカに頼れない

安倍元首相と岸田元外相、そして民主党の顧問を務めたことのある別の外交政策幹部は、さらに踏み込んだことを言った。同氏は、日本は韓国と共同で核兵器を開発すべきだと語った。日韓両国の過去の歴史を考えれば、政治的に不可能ではないにせよ、それは急進的な考えである。

だが、この幹部が指摘するように、共同開発は戦略的にも技術的にも理にかなっている。日本も韓国も、第2次トランプ政権下では、中国、北朝鮮、ロシアからの差し迫った脅威にさらに直面することになり、もはやアメリカに拡大抑止力を頼ることはできなくなる。

技術的には、韓国が政治的に早く動くことができる一方で、日本はすでに核分裂性物質(使用済み核燃料を再処理したプルトニウムの備蓄)を保有しており、H-2ロケットやH-3ロケットの長距離運搬システムの可能性もある。

外務省の元高官は、「私たちは、誰がアメリカを主導しているかという現実を直視しなければならない」と語った。「われわれにはそれを変えることはできない」。

ダニエル・スナイダー:スタンフォード大学講師

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください