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「歯周病を徹底排除」用意したい歯磨きグッズ7種 歯磨き粉より「天然塩」がおすすめのワケは?

東洋経済オンライン / 2024年5月15日 17時0分

フロスがうまく使えないという人は、糸ようじタイプを使いましょう。とはいえ、紐タイプのほうが上下左右に自由に動かせ、除去効率はこちらのほうが高いので、時々は紐タイプにも挑戦してください。

④歯間ブラシ

フロスの使い方をお伝えしてきましたが、年齢を重ねると歯周病が進行して歯茎が下がっていきます。すると若いうちは空いていなかった歯の根本の隙間が大きく開いていきます。

フロスは隙間のあまりない細かいところで力を発揮しますが、この状態になってしまうと、フロスだけではどうしても歯の汚れを除去しきれませんし、歯磨き効率も下がってしまいます。

そんな歯の隙間が空いてきた方には、歯間ブラシの併用を進めています。

歯間ブラシなら、歯と歯の間の根元、ブリッジや部分入れ歯のバネがかかる歯も驚くほどきれいにできます。サイズは、4Sのように小さいものなら歯茎を傷つけません。

最初は鏡を見て、歯と歯間ブラシが直角に交わるように歯の隙間に差し込んで3往復ほど磨いてください。歯に沿わせ上下と前後に動かします。斜めにすると歯間ブラシが折れる危険があります。金属タイプは、しっかりと汚れを落とせますが、隙間が狭い場合にはゴムタイプのほうが痛くありません。

使ったことがない方も多いかもしれませんが、歯の根本に隙間を見つけたら積極的に使っていきましょう。

歯茎をきれいにするグッズ

⑤スポンジブラシ

これぞ今回1番お伝えしたかったグッズです。

ほとんどの人が見たことも使ったこともないと思いますが、プラークは歯や歯の隙間、歯周ポケットだけに潜んでいるわけではありません。実は歯茎にも数多くのプラークが付いています。これを除去するのがスポンジブラシです。

主に介護現場など、歯磨きが困難な人などに使われているスポンジブラシですが、これほど歯以外の場所を清掃するのに優れたアイテムはありません。スポンジブラシを水で湿らせて絞った後、歯茎をスッスッと磨いていくと、きれいにプラークを落としてくれます。

歯茎は、普段磨くことのない場所なので、最初のうちは違和感を覚えるかもしれません。しかし、たっぷりばい菌が付着している場所なので、しっかりときれいにしましょう。

また、スポンジブラシは歯茎だけでなく、口内全体を磨くのにも適しています。舌や頬の粘膜など、口内全体をスポンジブラシで磨くのも、菌を減らすための有用な手段です。

店頭ではあまり見かけませんが、ドラッグストアの介護用品売り場やネットストアなどで購入できます。

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