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東京23区の中古マンション6つの「狙い目」エリア アクセスよく利便性の高い街で探す"お宝物件"

東洋経済オンライン / 2024年5月15日 10時0分

大森駅の特徴は、山側と呼ばれる「山王」エリアと、海側と呼ばれる「大森海岸」エリアに分かれること。

山王エリアは高台にあり、災害に強いと政界・文化人も住む高級住宅地。低層階の建物が多く落ち着いた雰囲気があるが、近年では百貨店跡地に「MEGAドン・キホーテ」ができるなど庶民的な印象も受ける。このドン・キホーテは、野菜の詰め放題でも有名だ。

また大森駅から海側エリアにある京急「大森海岸」駅までは、徒歩で約10分。この大森海岸駅付近、特に幹線道路沿い(国道15号)に、住みやすい間取りのリノベーション済み物件が手の届きやすい3000万円台後半から常時出ている。

さらに「しながわ水族館」や少し足を延ばせば「大森ふるさとの浜辺公園」もあり、子育て環境も良好だ。

ただし、幹線道路沿いにある物件は車の騒音があるので、二重窓などの防音対策がされているか必ずご確認いただきたい。

再開発で人気が高まるケースも

(3)金町(葛飾区)

金町というと下町のイメージを持つ人も多いかもしれない。だが2009年に竣工された41階建て「ヴィナシス金町タワーレジデンス」を皮切りに、タワマンが次々と建設されている。

このうち駅から徒歩12分の37階建て「シティタワー金町」は2016年竣工。まだ築浅でありながら、3LDK・60~70平米前後で5000万円台後半から売りに出されている。都内で広さのあるタワマンに住める希少物件とも言えるだろう。

また隣接エリアには区立公園として区内最大の広さ(面積約7.1万平方メートル)を有する「葛飾にいじゅくみらい公園」があり、開放感もある。

さらに朗報なのが、金町駅北口から徒歩5分に位置する「元イトーヨーカドー」と「金町自動車教習所」の跡地を中心に、約3ヘクタールの大規模再開発が進行中であること。

三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル等による地上40階建て、高さ150メートルの超高層マンションのほか、三菱地所が大型モール建設も計画している。

一般的に再開発が決まると、その街の地価は上昇していく。すでに下町の親しみやすさと再開発のよさが融合された住みやすい街であるが、この再開発が完成するころには、金町のイメージはより大きく変わるだろう。

駅からやや遠くてもよければ、2000万円台からファミリーで住める広さのリノベーション済み物件を狙うことができる。

注目が高まり人気が出ているエリアは?

(4)西大島・大島エリア(江東区)

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