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人気スタイリスト、「映える服」1点投入が賢い選択 金子綾、30代以降おしゃれで気をつけたいこと

東洋経済オンライン / 2024年5月17日 12時0分

「映える服」はオン・オフで広く着回せ、足元を変えることで幅広いシーンで使える

仕事において責任感が増すだけでなく、家事・育児などプライベートでも時間に追われることの多い30代以降——だんだんと自分のための時間を作ることができなくなり、「おしゃれ」から遠ざかってしまったという人も多いのではないか。

そんな人に、トレンドを追いかけるおしゃれではなく、「自分の印象をよく見せる服選び」をおすすめするのが女性誌などで活躍するスタイリストの金子綾さんだ。

ベーシックな服を中心とした女性らしいコーディネートで高い支持を得ている金子さんに、30〜50代の働く女性の服選び、手早くおしゃれを叶える、また自分らしい服を見つけるセンスの磨き方について聞いた。

シンプルだけどサマになる「一点映え」する服

——仕事に家事、育児と多忙な毎日を送られている金子さんは、現在はどんな視点で服を選んでいますか?

【写真を見る】「1枚で映える」だけでなく、裾広がりのペプラムデザインでウエスト周りをすっきりと見せてくれるセットアップ

私は2人目を産んでから、シンプルだけど「ぱっと一枚着るだけでサマになる」服を選ぶようになりました。

例えば、丸みのあるコクーンシルエットだったり、袖にボリュームがあったり、「ちょっとオーバーかな?」と思うくらいフォルムがしっかりと出るもの。いわば「映える服」ですね。

これなら何も考えずに、着るだけでコーディネートが完成するので、とっても楽です。

「映える服」は、オン・オフで広く着回せるところも魅力です。

ちょうど今着ているセットアップも、洗濯機で毎日洗って気軽に普段使いしている一方で、合わせる靴や小物をドレッシーにすれば結婚式にも出られます。

通勤なら足元をローファーに、休日ならスニーカーやサンダルに。組み合わせによって幅広いシーンで使えるので、お財布にも優しいですよ。

長く愛せる「本命」を見つけ出す

——では逆に、年を重ねてから避けるようになった服はありますか?

シンプルな服、カジュアルな服は着る頻度が減りました。若い頃は似合いましたが、30代以降は「ただ着ただけ」だと少し疲れて見えることもあるので要注意です。

色も、カラフルなものはカジュアルになりすぎたり、子どもっぽく見えてしまうことがあるので、あまり着ません。ベーシックカラーやニュアンスカラーのほうがコーディネートをまとめやすく、飽きもこないので気に入っています。

今年はたまたまモノトーンがトレンドで、アイテム数も豊富に出ているので、慣れない方もトライしやすいタイミングですよ。

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