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ついに決勝!「THE SECOND」見所を"徹底解説" M-1やキングオブコントファイナリストも参戦

東洋経済オンライン / 2024年5月18日 12時40分

沖縄の方言を使った「英語の授業」、たーにーのキャラクターが光る「セクハラ」といったコントのイメージが強いが、漫才でもその持ち味を生かしつつ見事な掛け合いを見せている。グランプリファイナルでは、ぜひ息の合ったコンビ芸で会場を沸かせてほしい。

正統派しゃべくり漫才の金属バット

一方、金属バットの小林圭輔と友保隼平は、高校時代から知る同級生コンビ。ハンジロウとは対照的に、アウトローな芸風でカリスマ的な人気を獲得してきた。

とはいえ、見た目に反して漫才のスタイルは正統派のしゃべくりで、2018年から2022年まで5年連続でM-1準決勝に進出した実力派としても知られる。

昨年、大宮ラクーンよしもと劇場で彼らの漫才を観た折、「さっきまで楽屋で寝てた」という友保が立て続けにしゃべりなかなかネタに入らない姿に腹を抱えて笑った。マシンガンズとは別の意味で、2人には“危うい魅力”がある。今大会では、その部分が飛び出すかも含めて彼らに期待している。

■実力派2組の「大阪ダービー」

続いての対戦は「ラフ次元vsガクテンソク」。ともに大阪の劇場で切磋琢磨したコンビなだけに、お笑いファンから「大阪ダービー」との声も上がった注目カードだ。

ラフ次元の梅村賢太郎と空道太郎は、NSC大阪校で出会った奈良出身のコンビ。テンポの良い掛け合いと構成力に定評があり、「関西演芸しゃべくり話芸大賞」では2018年、2019年に準グランプリ、2020年には大賞を受賞。M-1で準々決勝止まりという結果が信じがたいほど巧みな漫才師だ。

昨年の「ノックアウトステージ16→8」で2人が厚い信頼を寄せる先輩・ギャロップに敗れたが、会場のウケ具合はほぼ変わらず。一般審査の点数もわずか1点差(284点と285点)だっただけに、今年こそグランプリファイナルで結果を残したいところだろう。

ちなみに彼らは、結成19年目にして初めて全国ネットの賞レースで漫才を披露することになるという。ぜひ多くの視聴者にその実力を見せつけてほしい。

一方、ガクテンソクのよじょうと奥田修二は、中学・高校の同級生。20代に入ってプール監視員のアルバイトで偶然再会し、コンビ結成間もなく2005年の「M-1グランプリ」で準決勝進出を果たしたコンビだ。

2013年に「NHK新人演芸大賞」の演芸部門で大賞を獲得し、2015年の「ytv漫才新人賞」で優勝するなど数々の賞を受賞。しかし、M-1ではあと一歩及ばず、ついに2020年のラストイヤーまで決勝進出は叶わなかった。

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