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ついに決勝!「THE SECOND」見所を"徹底解説" M-1やキングオブコントファイナリストも参戦

東洋経済オンライン / 2024年5月18日 12時40分

その後の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)で、サンタに扮した千鳥・大悟が2人にダウンジャケットと新幹線のグリーン券をプレゼントし労っていたのを思い出す。昨年4月、彼らは活動拠点を東京に移した。心機一転、今大会でM-1の雪辱を果たしたいところだろう。

3レースのトリプルファイナリストも

■クセ強漫才と最終兵器「大宮ダービー」

「ななまがりvsタモンズ」も見応えのある対戦になりそうだ。ラフ次元vsガクテンソクが「大阪ダービー」なら、こちらは「大宮ダービー」と呼ぶべきか。大宮ラクーンよしもと劇場で腕を磨く2組の対決となる。

ななまがりの森下直人と初瀬悠太は、大阪芸術大学の「落語研究寄席の会」出身。先輩にミルクボーイ、後輩に空気階段・鈴木もぐら、オダウエダ・植田紫帆と、後に賞レースのチャンピオンとなる芸人を多く輩出したお笑いサークルで2人は出会った。

2019年に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画「新元号を当てられるまで脱出できない生活」で広く知られることになったが、実は『R-1グランプリ』(森下)、『キングオブコント』『THE SECOND』、3つの賞レースのトリプルファイナリストになった数少ない芸人でもある。

独特なボケを繰り出す森下、コミカルなリアクションで笑わせる初瀬。クセの強い彼らの漫才が、大会を制することになるか。

タモンズの大波康平と安部浩章は、高校時代に出会った同級生コンビだ。関西出身ながら「すぐ目立てる」と考え、2005年に2人でNSC東京校に入学。その後、ヨシモト∞ホールを中心に活動し、2012年、2013年には『THE MANZAI』の認定漫才師50組に選出されている。

2014年から大宮セブンの結成に伴ってメンバー入り。マヂカルラブリー、GAG、すゑひろがりず、囲碁将棋、ジェラードンら後に賞レースを沸かせるメンバーの中で切磋琢磨した。そんな2人は“大宮の最終兵器”と呼ばれている。

じっくりとした掛け合いからジワジワと上がっていくボルテージ。いぶし銀のベテラン漫才師を思わせる、豊かな声色と抑揚で勝利の女神を引き寄せるか。

かつてのM-1ファイナリストの熱い戦い

■貫禄さえ感じるベテラン対決

そして、最後の対戦が「ザ・パンチvsタイムマシーン3号」。どちらもかつてのM-1ファイナリストであり、年輪を重ねた味わいも相まって審査が難しいバトルになりそうだ。

ザ・パンチのパンチ浜崎とノーパンチ松尾は、高校在学中に結成した同級生コンビだ。2008年、当時のラストイヤー(結成10年)でM-1決勝に進出。結果は最下位と振るわなかったが、会場の緊張感と芸風とのギャップもあり強烈なインパクトを残したのは間違いない。

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