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「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血したら「出し切る?」

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 7時30分

歯ブラシを優しく持つことで、毛先のしなやかさを活かして効果的にプラークを除去するだけでなく、歯周病対策である歯周ポケットへのアプローチも歯茎を傷つけずにスムーズに行えます。

最後に磨き方ですが、これから3つの磨き方を提唱します。毎日3種類の磨き方で10分間。これだけでもプラークの除去効率はこれまでと比較にならないくらいに上がります。

歯磨きの時間と歯ブラシの持ち方に気をつけながら始めていきましょう。

まずは、これまで通りの磨き方で一通り歯を磨いていきます。これにより、歯の表面に付いたプラークを除去していきます。

歯ブラシをペンの握りで持って、歯ブラシを横に動かします。歯ブラシの先端のしなりを使い、毛先を機能的に動かすイメージで優しく磨いていきます。

磨き残しの原因は、歯の磨き方や時間だけでなく、そもそも磨いていない歯があるという点も見逃せないポイントです。

歯を磨く順番を決めよう

すべての歯をしっかり磨くために、歯を磨く順番を決めることをおすすめします。横磨きだけでなく、この後に紹介する縦磨き、バス法もこの順番で磨いていきましょう。

次は、歯ブラシを立てて磨く縦磨きです。歯は平らではなく、カーブしているため、横磨きだけでは歯の内側に磨き残しが出てしまいます。

人参の皮をピーラーで剥くときのように、縦方向に磨いて、1本1本の歯の内側のプラークも除去していきましょう。

奥歯の縦磨きが難しく感じる人もいます。慣れてくればうまく磨けるようになりますが、それまでは、歯ブラシの向きを変えながら、しっかり歯と歯の隙間にアプローチできる方法を見つけましょう。

歯周病ケアに最適「バス法」

歯周ポケットのケアに特化した磨き方です。

歯茎に対して45度の角度で歯ブラシを当て、横に小刻みに動かします。なるべく毛先の長いやわらかめの歯ブラシで磨きましょう。軽度の歯周病ならこの磨き方で治せます。

最初はうまくできているか、わからないかもしれません。毛先を歯にそわせるように歯周ポケットに入れるようにすると、スッと毛先が入っていきます。慣れないうちは鏡を使って視認するのがおすすめです。

歯磨き後に血が出ると「磨き過ぎて、歯茎を傷つけた」と思うかもしれませんが、これは大きな誤解です。バス法で優しく磨いているなら、歯茎が傷ついたわけではありません。

では、どうして血が流れるのか。詳しくはこの後に話します。

歯磨きの出血はチャンス!

歯磨きで血が出た。特に先ほど紹介したバス法を使って磨き始めると、多くの人が血を出すことになると思います。

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