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「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血したら「出し切る?」

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 7時30分

先ほどもお伝えしましたが、血が出たらむしろチャンスなので、出し尽くすつもりでていねいに優しく磨いていきましょう。

これらを実践すると、歯磨きだけでプラークの90%ほど落とすことができるため、毎日の歯磨きはこれでほとんど完成形といえ、虫歯や歯周病を遠ざけることができます。

ここで1つ注意点。磨くときには1本1本の歯に着目し、ブラシが当たらないところがないように磨いてください。

これを実現するためにおすすめなのは、鏡で確認しながら磨くことです。特にこの新しい歯磨きを始めたばかりのころは、絶対に磨き残しがでてしまいます。

鏡で確認しながら磨いていくと、歯磨き技術が格段に向上し、だんだんと自分の歯や歯茎が回復し、きれいになっていくのを実感できるでしょう。うれしさや自信もわいてきます。

とはいえ、プラークは強敵なので歯ブラシだけでは完璧ではありません。他のオーラルケアグッズを使って、最後の仕上げといきましょう。

歯ブラシ交換は月に1度

歯ブラシを使っていて迷うこと。それは、歯ブラシの交換タイミングです。

多くの人は、毛先が開いてきたら変えどきという認識を持っていると思いますが、やはり歯ブラシは、おろしたての状態がもっともプラーク除去の効率が高く、使うたびに除去効率が衰えていきます。

そこで、なるべくおろしたての状態の歯ブラシを使っていただきたいので、早めの交換を推奨します。

では、どのタイミングで替えればいいのかというと、そこは、わかりやすく、毎月1日としましょう。「月が変わったら歯ブラシ交換」。これなら忘れることなく歯ブラシを交換できます。

さらにこの歯磨きは、かためとやわらかめの二刀流なので、月に1度の交換でも歯ブラシのポテンシャルを損なわないので、いつもさわやかで輝いた歯で毎日を過ごすことができます。

デンタルグッズも利用しよう

また、この月に1度の交換をスムーズにするためにも、歯ブラシはつねにストックを用意しておきましょう。

さて、ここまで、3種の歯磨き方法と2種類の歯ブラシについて紹介してきましたが、ただ歯磨きするだけでは完璧とは呼べません。

歯磨きにプラスして、フロスや歯間ブラシ。そしてスポンジブラシなども併用すること。これを行うことで初めて完璧な歯磨き完成するのです。

皆さまの健康と、笑顔のある人生を、心から祈っています。

伊東 材祐:訪問歯科医師・医療法人理事長

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